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2025.07.28
研修っぽくない社内研修から学ぶ! 【大変です!社長!】
「大変です!社長!ゲーム」で学ぶ前向き力
今回は、先日社内で実施されたユニークな研修、**「大変です!社長!ゲーム」**についてご紹介します。
ただのゲームとあなどるなかれ!
笑いながら学べる、最高に前向きな“思考トレーニング”だったんです。
研修名:「大変です!社長!ゲーム」って?
このゲーム、簡単に言うと――
とんでもないトラブルが起きた時に、いかに前向きに返せるかを競うもの。
ルールはシンプル。
ファシリテーターから「ありえないトラブル」が出題され、それに対して社長役が“前向きすぎる一言”で返します。
想定外の発想や、ピンチをチャンスに変える言葉が求められるんです。
名シーン①:ゴジラが家を壊した!?
お題はこちら。
「大変です!社長の家がゴジラに壊されてしまいました!」
まさかの展開に、会場は大爆笑。
しかし社長役の方は冷静に、こんなひと言。
「ちょうど引っ越そうと思ってたところなんですよね。」
……これは一本!
思わず「うまい!」と拍手したくなるような返し。
トラブルを“ちょうどよさ”で受け入れるこの力、見習いたいです。
名シーン②:100人の来客が一斉に!?
次のお題はこちら。
「大変です!ダブルブッキングで、お客様が100人一斉に事務所に来てしまいました!」
現実だったら大パニック…。でも返ってきた答えは、
「ちょうどまとめてご挨拶できてよかったです!」
シンプルながら、会場が「なるほど〜!」とざわついた名返答。
この「切り替え力」、実生活でも使える武器になりそうです。
キーワードは「これが良い」
このゲームの核心は、“考え方”にあります。
「これでいい」ではなく、「これが良い」という受け止め方。
- 「これでいい」=仕方なく受け入れる(ちょっと後ろ向き)
- 「これが良い」=自分で選び取る(前向きで力強い)
言葉ひとつで、捉え方も、気持ちの軽さもまったく変わる。
この小さな差が、チームの空気にも大きな違いをもたらします。
トラブルを“学び”に変える時間
「大変です!社長!ゲーム」は、
ただのレクリエーションではありませんでした。
・思い通りにいかないときにどう反応するか
・周囲の不安をどう軽くできるか
・ユーモアと前向きさをどう活かせるか
こうした「チームワーク」や「人間力」のトレーニングになっていたんです。
まとめ:今日もなにか起きても、「これが良い」
このゲームの話をきいて、私自身も日々のちょっとしたトラブルに対して、
「うわ、最悪…」ではなく「これが良いかも」と思える瞬間が増えました。
予定が狂った。天気が悪い。失敗した…。
そんな時ほど、この言葉を思い出してみてください。
「これが良い。」
きっと、心が少しだけ軽くなります。
そして、チームの空気も、ふっと明るくなるはずです。