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コラム
2026.07.28
地域の子どもたちとつむぐ未来の循環
2026年7月28日 地域の子どもたちとつむぐ未来の循環
皆様、こんにちは。
連日厳しい暑さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。熱中症など体調管理には十分にお気をつけて、元気に夏をお過ごしください。
はじまりは、裾野市の子どもミュージカルから
私が地域の子どもたちと深く関わるようになったのは、今から約5年前のことです。 きっかけは、地元・裾野市で行われた地域のミュージカルプロジェクトへの参加でした。
未経験から俳優としての賞を受賞へ
数年前の地域ミュージカルプロジェクトでは、ダンス経験のない子どもたちと一から身体表現をつくり上げました。プロジェクト終了後に「役者の道に進みます」と決意表明をされた子もいました。そして先日、その子たちが出演したショートフィルムが映画祭で評価され、賞を受賞したという素晴らしい報せも届きました。
子どもたちが夢に向かって真っ直ぐに挑戦し、飛躍していく姿を間近で見守ることができるのは、何物にも代えがたい大きなやりがいです。
私たちが目指す「次の世代へ繋がる循環」
こうした経験を通じて、私たちが強く思い描くようになった理想があります。 それは、「今関わっている子どもたちが成長し、今度は次の世代の子どもたちを支える立場になっていく循環」をつくることです。
このモデルとして参考にしているのが、バングラデシュで20年以上かけて学校づくりに取り組まれているある日本人の方の活動です。 学校をつくり、学ぶ環境を整えた結果、そこで育った子どもたちは大人になっても学び続け、やがて自らが教える立場となって次の子どもたちを支える素晴らしい循環を生み出していました。
(参考:「エクマットラ」https://ekmattra.org/ekmattrajapan/)
一人の力で一度に大きなものを成し遂げることは簡単ではありません。 しかし、未来につながる「種」を日々まき続けることは誰にでもできます。その種がやがて芽を出し、豊かな樹木となり、次の世代へ種を渡していく――。そんな温かい循環を、この地域の中に少しずつ増やしていきたいと考えています。
新たな取り組み:「身体表現・演劇表現」ワークショップ
その一環として、裾野市ユースユースシアタープロジェクト(SYTP)からお声がけ頂き、今年からは地域の子どもたちを対象にした「身体表現・演劇表現」のワークショップを月に1回開催することになりました。
自分の子どもはもちろんのこと、地域の子どもたちと共に泣き笑い、成長を支えながら、少しでも未来につながるきっかけや可能性を届けてまいります。
これからの地域と子どもたちの未来に、どうぞご期待ください!
※掲載写真は、掲載の承諾をいただいたものを使用しております。


2024.12.25
ルールブックの書き換えと即興演劇
自ら変化を作り出す
いつの時代も「時代の変化に対応する」ということは言われます。しかし「自ら変化を作り出す」という言葉には、積極性と創造性の要素が込められています。
変化を待つだけでなく、自らの行動で新たな価値を生み出すことは、他人や社会に振り回されず依存せず、自分の手で状況を作り出す成長のカギとなります。
働く変化を作り出す(肉体→知的→肉体への回帰)
人類の歴史を振り返ると、「働く」という行為は時代ごとに形を変え、肉体労働から始まり、知的労働の重要性が増す流れで進化してきました。それぞれの労働形態は、社会の技術、経済、文化の発展とともに変化してきたと言えます。
汗水流して働くことはつい数十年前まで共通の「美徳」とされてきました。それが産業革命以降、肉体労働に変わり機械が発達して人間の「身体」の出番が少なくなりました。
それに代わって科学者、エンジニア、金融業従事者、管理職などの「知的労働」が増え、高収入を狙うなら「知的に」という社会の流れができて今まで至っています。
この5年は、人類総出で働くことの意義について考えることを強いられました。
コロナで人に会えない時期、身体を使って働く人は思う存分働くことができませんでした。一方、当初は戸惑いもあったオンライン会議が今では当たり前になり、すっかり働く時間の中で知的労働の時間が増えてきました。
しかし、それから間もなくAIが日常の中に当たり前に活用されるようになり、それまで「知的労働者」だと言われていた仕事があっという間にAIに取って代わられるようになってきました。このパラダイムシフトはほんの5年程度のうちに起こったことです。
そしてこの知的労働のうちAIに任せる仕事が何なのか、少しずつ浮き彫りになりますが、大きな流れは変わらないと思われます。
人間の得意分野は何なのか。
絶対的に言えることは「身体」があることです。
地面に足がつけられることです。
演じることができることです。
身体を持つ人間として、何が求められるようになるのかについて、即興演劇にヒントがあると考えています。
即興演劇とパラダイムシフト
パラダイムとは考え方の枠組みや価値観のことです。
このパラダイムを変化するパラダイムシフトがこれまで以上に重要になります。
つまり、自分の中の当たり前(自分のルールブック)を大胆に書き換えて行く作業です。それには、「即興性」がキーワードです。
即興演劇の強みは、「何も決まっていない状況」に自ら飛び込み、考えをすぐ実行に移す能力を育むことにあります。
例えば、演者が突然「砂漠でオアシスを見つけた旅人」という設定を提示された場合、その場の状況に基づき、即座に行動や言葉を紡ぎ出さなければなりません。
このプロセスでは、失敗を恐れず、新しいアイディアを柔軟に受け入れる姿勢が求められます。
アイディアを柔軟に受け入れる姿勢(Yes, and...)が重要です。これは、他者の意見やアイディアを否定せずに受け入れ、それを土台に新しい発想を展開していく方法です。この姿勢は、職場でのチームワークや創造的な問題解決にも応用できます。
例えば、企業のイノベーションにおいては、固定観念を捨て、まったく新しい視点で商品やサービスを設計する必要があります。このとき、即興演劇のような「自由な発想」と「他者との協働」が大きな役割を果たします。
即興演劇と身体性
状況を柔軟に受け入れるときのポイントが「非言語」です。
例えば先ほどの「砂漠でオアシスを見つけた旅人」という設定を提示された場合、
「えーと、ここは砂漠で・・・暑い中ずっと歩いてきて・・・私は旅をしてきて・・・喉が渇いていて・・・」
と言葉で入っていても、身体使いがそのままでは設定を受け入れているようには見えません。一方、
「うわー、もう無理!カラカラ!!」
と言いながらバタリと倒れる。ふと顔を上げると目を輝かす。
「あ、あ!み・・・水!!!!」
と言いながら自衛隊張りのほふく前進でオアシスに向かい、ワニのように這いつくばって喜びの涙を流しながら水を飲む。
くらいやれば間違いなく設定を受け入れていると見えるでしょう。
要するに言葉ではなく、状況をそのまま受け入れる回路を自分の中に育むことができるのです。
受け入れる「反応力」と「表現力」を備えた身体を持ち合わせることが人間の開発できる強みになりうる点だと思います。
おわりに
変わり続ける現代社会で、これまでの「心地良さ」から一歩抜け出し、新たな発想と行動の自由を自ら作り出し、日常の中で即興的なアプローチを試していくことで、これまで気づかなかった可能性やアイディアを発見できるかもしれません。
即興演劇を通じて、私たちは変化を恐れるのではなく、それを楽しみ、新しいパラダイムを創り出す力を身につけることができます。
2024.12.04
「風の時代の建設業。変化を追い風に、人間力で未来を拓く」
「風の時代」という言葉を耳にしたことがありますか?

2024.11.20
「未来への礎:建設業界が直面する3つの重大課題とその克服への道」
1.労働力不足と高齢化
課題の背景
建設業界では、若年層の離職率が高く、経験豊富な熟練工は高齢化が進んでいます。結果として、業界全体で労働力が不足し、以下のような影響が生じています。
- 技能伝承の困難: 経験豊富な職人から若い世代への技術や知識の共有が難しくなっています。
- 人件費の上昇: 労働力の希少化が、賃金の上昇を引き起こしています。
- 工期の長期化: 人手不足により、プロジェクトが予定通りに進まないことも増加。
- 品質管理の課題: 熟練工不足が建設品質の低下を招く可能性があります。
対策のヒント
- 若者への魅力づけ: 働きやすい環境やキャリアパスの明確化を進める。
- 技能伝承の仕組み作り: eラーニングや動画マニュアルを活用し、技術継承を効率化する。
- 高齢者活用の促進: 定年後の再雇用やシニア向けの柔軟な労働環境を整備する。
2. コスト増加と利益率の低下
課題の背景
建設業界では、コスト増加が利益率の低下を引き起こしています。その主な原因として以下が挙げられます。
- 原材料費の高騰: 鋼材やセメントなど建設資材の価格が上昇。
- 労務費の上昇: 労働力不足による賃金アップ。
- 安全対策費の増加: 安全基準の厳格化に伴う対応コストの増加。
これらの増加分を価格に反映できないことで、多くの企業が利益を圧迫されています。
対策のヒント
- 効率化によるコスト削減: 工事の無駄を省くための工程管理ソフトの活用。
- 契約内容の見直し: コスト増を適切に反映する契約条件を交渉。
- 共同購入の推進: 材料を複数のプロジェクトでまとめて購入することで、原価を抑える。
3. デジタル化・技術革新への対応
課題の背景
生産性向上のために不可欠なデジタル化ですが、多くの企業で以下のような障壁があります。
- DX(デジタルトランスフォーメーション)の遅れ: 単なるITツールの導入にとどまり、本質的な業務改革が進んでいない。
- 新技術導入のコスト: BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)やAI、IoTなどの導入には高額な投資が必要。
- 従業員の抵抗感: 新技術を活用するためのスキル習得に対する従業員の負担感。
対策のヒント
- 段階的なデジタル化: 小規模なプロジェクトからテスト導入を行い、効果を検証。
- 専門人材の採用と育成: ITやデータ分析の知識を持つ人材を積極的に採用。
- 意識改革の推進: デジタル化の必要性やメリットを社員に共有し、協力体制を築く。
建設業界が進むべき道
これらの課題に取り組むためには、企業のトップが明確なビジョンを持ち、現場と連携しながら改革を進めることが重要です。また、業界全体として、若者や新しい技術を積極的に受け入れる文化を育むことも欠かせません。
建設業界は多くの課題を抱えていますが、それらを克服することで、より持続可能で効率的な未来を築けるはずです。現状を正しく把握し、一歩ずつ改革を進めていきましょう。
2022.07.25
SUBIRAは今度の1月1日で創業30周年を迎えます。
いつもSUBIRAのブログを読んでいただきありがとうございます。
SUBIRAは2023年1月1日で創業30周年を迎えます。
そこで、今日は創業者であるSUBIRAの中村顧問に質問をしてみました。
Q.開業しようと思ったきっかけは?
A.サラリーマンが嫌だったから(笑)。財務担当として勤務していた会社の倒産で、「経営者の厳しさ」と「企業は人なり」を実感したのがきっかけ。
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