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代表のことば

2026.04.20

今朝の気づき、心のノートに #35 最近

 2026年420日 最近…

 

先日、72歳の経営者の方とお会いしました。

 

その方は遅れて会場に来られたのですが、終始満面の笑顔で、まったく周囲に嫌な印象を与えない方でした。

お話を伺うと、複数の会社を経営し、上場も経験され、今も新たな事業に挑戦中とのこと。

 

大切にしているのは、特別な営業手法ではなく、日々のあいさつや掃除、そして人への関わり方でした。

その方から教わったのは

 

「逆境は悲観せず喜べ、順境は楽観せず喜べ」

 

という考え方。

どんな状況でも「喜ぶ」「明るくいる」という姿勢が、結果として状況を引き寄せているのだと感じました。

 

また、自分自身も最近、朝晩はスマホを見ないようにしてみたところ、

今まで気づかなかった鳥の声や、周囲の静けさに気づくようになりました。

 

でも実は、本来そこにずっとあったもの。目を向けていなかっただけ。

 

私たちは「新しいもの」や「特別なもの」に目を向けがちですが、

 

本当に大切なのは、すでに身近にあるものかもしれません。

小さなこと、当たり前のことにしっかり目を向ける。大切にする。

 

その積み重ねが、自分自身を整えていくのだと感じた数日でした。

※画像はAI生成イメージです。

2026.04.13

今朝の気づき、心のノートに #34 情報を見極める目

2026413日 情報を見極める目を

 

不動産バブル

先日、弊社顧問と話している中で

「今の空気感はバブルの時に似ている」と言っていました。

 

顧問は当時、某企業の不動産部門に勤めており、価格が沸騰し、そして一気に弾けていく様子を目の当たりにしてきました。

当時は「土地を買って1年寝かせれば利益が出る」という空気が当たり前のように広がっていました。周りも皆それをやっていて、やらない方が遅れているような雰囲気すらあったといいます。

しかし、その中でも「何かおかしい」という違和感を感じていた人は少なくなかったのではないかということです。そして、バブルが弾けたとき、「あの違和感はやはり正しかった」と後から気づいた。

 

今、都内を中心に不動産価格は大きく上昇しています。マンションの一室が2億、3億円というケースも珍しくありません。しかし実際に部屋を見ると、ごく一般的な空間であることも少なくありません。

ある地域では、投資目的で購入され夜にタワーマンションを見ると明かりがついていない部屋が多く、不気味さすら感じるという声もあります。

 

価格は上がっているけれど、実体が伴っていない。こうした状況に、かつてと似た「空気感」があるのかもしれません。

 

制度もまた前提が崩れることがある

不動産に限らず、もう一つ考えさせられる出来事がありました。

 

外国人労働者の受け入れについて、外食分野における特定技能1号の新規受け入れが、2026413日以降原則停止されることが発表されました。

特定技能制度は、人手不足を背景に活用が広がってきた制度ですが、分野ごとに受け入れ人数の上限や運用方針が定められており、状況によってはこのように新規受け入れが制限されることがあります。実際に、申請のタイミングによって受け入れ可能かどうかが分かれたり、手続きや許可に大きな差が出たりすることもあります。

こうした制度は、いつまでも同じ条件で続くとは限らず、上限や方針変更によって急に止まることがあるという前提で捉えておく必要があります。

 

情報は集めつつ、冷静に判断する。

今回の話から改めて感じたのは、「情報を見極める目」の重要性です。

良くも悪くも「空気」はできます。空気感は感じつつも、

「もし前提が崩れたらどうなるか?」

「実体は伴っているのか?」

「本質はどこにあるのか?」

と、一度立ち止まって考える視点が大切です。

 

この「立ち止まる」ことはとても重要かつ難しい所業です。

 

情報収集と同時に、地に足を付けた冷静な見極める目を持つこと。これが、これからの時代にはより重要になると感じています。

 

おわりに 4月に入り、春らしい陽気になってきました。

環境も気持ちも変化しやすい時期ですが、流れに乗りつつも、判断は冷静に。

そんな姿勢を大切にしていきたいと思います。

※画像はAI生成イメージです🏢

 

2026.04.06

今朝の気づき、心のノートに #33 心をつくる

202646日 心をつくる

 

日常の「当たり前」が、心をつくる

先日、来社された方に事務所を見ていただいた際、

「きれいな事務所ですね。新しいんですか?」

と声をかけていただきました。

実はこの場所に来て、もう14年になります。

弊社顧問が自宅からスタートし、駅前へ移転し、さらに場所を変えながら、今に至ります。

気づけば、今の事務所が一番長くなりました。

それでも「きれい」と言っていただけるのは、

特別なことをしているからではなく、

毎朝、みんなで掃除をしているからだと思います。

先日参加した研修で、こんなお話を聞きました。

「物も生きている」

大切に扱えば、その人のために働いてくれるし、

雑に扱えば、どこかでうまくいかなくなる。

そして、もう一つ印象に残った言葉があります。

 

「形が心を整え、心が形を美しくする」

 

例えば、掃除。

毎日やっていることでも、

ふと「ここはいつも見落としているな」と気づいたり、

「今日はもう少し丁寧にやってみよう」と思ったりします。

その小さな気づきや意識の変化が、

自分の内面を少しずつ整えてくれているのだと感じます。

挨拶やお辞儀といった、何気ない所作も同じです。

形を整えることで心が整い、

整った心が、また次の行動をつくっていく。

特別なことではなく、

日々の「当たり前」を、どれだけ丁寧にできるか。

その積み重ねが、

空間の美しさや、仕事の質、そして自分自身の在り方に

つながっているのだと思います。

暖かくなり、春の気配を感じる季節になってきました。

これからも、日々の小さなことを大切にしながら、

一つひとつ丁寧に積み重ねていきたいと思います。

※朝の散歩中、桜と富士山の共演を願って撮った一枚です。

 

2026.03.23

今朝の気づき、心のノートに #32 和菓子

2026323日 和菓子

 

福井への旅で気づいた、日本の和菓子文化が愛され続ける理由

皆様、こんにちは。 先日、仕事で福井県を訪れてきました。

福井といえば美味しいカニや越前おろしそばが有名ですが、今回私が改めて感動したのは、その豊かな和菓子文化です。

旅行の余韻に浸りながら、スタッフにお土産の「羊羹」や「餅菓子」を渡していた時のこと。ふと、「そういえば、あんことか羊羹って、物心ついた時からずっと変わらずにあるな」と不思議に思ったのです。

気になって調べてみると、日本は世界でも圧倒的にお菓子の種類が多い国なのだそうです。 なぜ、日本はこれほどお菓子大国になったのでしょうか?そこには、私たち日本人が大切にしてきた「4つの背景」がありました。


1. 豊かな「四季」とともに生まれるお菓子

日本には、美しい四季の移ろいがあります。 春は桜、夏は涼を呼ぶ水物、秋は栗や芋、冬は寒さをしのぐ温かいもの。

お菓子は単なる食べ物ではなく、季節の訪れを五感で楽しむためのツールとして、それぞれの時期に合わせた新しい味や見た目が生まれてきそうです。

2. 地域に根付く「お土産文化」

旅をすると、その土地ならではのお菓子を持って帰る。そんな「お土産文化」が日本には深く根付いています。

各地域が、その土地の歴史や特産品を活かした独自のお菓子を開発し続けてきた結果、日本全国に多様な銘菓が生まれることになったそうです。

3. 控えめな美徳「贈答文化」

日本には、贈り物を小分けにする文化があります。大きなものを一つドン!と渡すよりも、相手が少しずつ楽しめるように、また大勢で分けやすいように工夫されています。

その結果、小さくて繊細な、多種多様なお菓子が生まれていったそうです。

4. 「変化」を受け入れ、進化し続ける力

そして面白いのが、日本はもともと和菓子があるところに、西洋のお菓子もどんどん取り入れて共存させてきたという点です。

さらに最近では、コンビニスイーツが数週間単位で新商品を入れ替えるなど、今でもお菓子の種類はすごい勢いで増え続けています。


あんこと羊羹が、ずっと残っている本当の理由

このように、数え切れないほどのお菓子が生まれては消えていく中で、あんこや羊羹はずっと昔から私たちのそばにあり続けています。

「なぜなんだろう?」と改めて考えてみました。

正直なところ、あんこや羊羹は、今のトレンドスイーツに比べると派手さはありません。見た目も地味ですし、甘さも強烈というよりは、じんわりと心に染みるような優しい甘さです。

でも、その「静かで、控えめで、じんわり良いもの」こそが、私たち日本人の感覚に一番合っているのかなと感じました。

すごく刺激的なものではないけれど、気がつくとずっとそばにある。 忙しい日々に追われる中で、ふとお茶を淹れて一息つく。そんな日常のささやかな余白に、優しく寄り添ってくれる存在だからこそ、長く愛され続けているのかもしれません。

お菓子一つとっても、そこには長い歴史や、私たち自身の文化、感性が見えてくる。そう考えると、いつものおやつタイムも少し特別な時間に思えてきませんか?

 

今日も一日、皆様の心が「じんわり」と温まるような、穏やかな時間が流れますように。

春に向かって季節も変わっていきますので、お体には気をつけてお過ごしください。

※画像はAI生成イメージです🍵 

2026.03.16

今朝の気づき、心のノートに #31 心を整える

 2026316日 心を整える、永平寺の静寂と「不便」の豊かさ

 

先週の木曜日から金曜日にかけて、研修で福井県へ行ってきました。 全国から200名ほどの経営者が集まるという非常に熱気のある場でしたが、その帰りに少し足を伸ばして、曹洞宗の総本山である「永平寺」へ立ち寄りました。

道元禅師が開いたこのお寺は、深い山の中に凛と佇む、圧倒されるほど大きな空間です。

 

全てが「修行」という生き方

2時間ほどかけて境内を巡ったのですが、そこで将来お坊さんになる若い修行僧(雲水)の方々が、日々の修行に励む姿を間近に見ることができました。

永平寺の生活には、驚くほど細かな「決まり」があります。

  • 食事の作法や食器の扱い方
  • お風呂の入り方
  • 歩き方、そして眠り方

例えば食事一つとっても、必要な分だけを静かにいただき、食べ終わったらその場で食器をきれいに拭き上げて片付ける。 こうした徹底した生活を、彼らは1年間続けていくのだそうです。

 

「楽な方」へ流れる日常に、あえて緊張感を

その様子を眺めていて、ふと「なんとなく、いい時間だな」と感じている自分がいました。

私たちは普段、どうしても「楽な方」や「自分にとって心地よい方」を選びがちです。効率や便利さを追求する毎日の中で、永平寺のような、ある種の「厳しさ」や「緊張感」がある場所は、かえって新鮮に映りました。

あえて自分を少し厳しい環境に置き、一挙手一投足を丁寧に行う。 それは、外に向いている意識を自分自身の内側へと向け、見つめ直す貴重な機会になるのではないかと思います。

 

久しぶりに、座禅の時間を

思えば幼い頃、通っていた保育園に座禅の時間がありました。お坊さんに見守られながら、背筋を伸ばして座ったあの感覚を、何十年かぶりに思い出しました。

大人になった今だからこそ、あえてあのような「静かな時間」を持つことが必要なのかもしれません。

幸い、私の住む地域の近くにも座禅を体験できる場所があるようです。近いうちに、自分をリセットするために足を運んでみようと考えています。

皆さんも、日々の忙しさから少し離れて、あえて背筋を伸ばすような「緊張感のある時間」を作ってみてはいかがでしょうか?

きっと、新しい自分や、忘れていた大切な気づきに出会えるはずです。

 

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