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代表のことば

2026.01.13

今朝の気づき、心のノートに #24 世間

2026113日 世間は、一人ひとりの中にある

 

皆さん、紅白歌合戦はご覧になりましたでしょうか。

録画してみた方、今年は見なかった、いろいろいらっしゃると思いますが、

リアルタイムで最後まで見たという方はいらっしゃいますか?

 

私は途中で寝てしまって、録画で見たんですが、

一番心に残ったのが、最後のシーンです。

「蛍の光」を、全員で歌って終わるあの場面です。

50年歌い続けている方もいれば、

デビューしたばかりのアイドルもいて、

本当に個性も経歴もバラバラな人たちが、

最後は同じ歌を歌って終わる。

あの瞬間が、クライマックスだなと感じました。

 

みんなそれぞれの個性を磨き、

一年間、それぞれの場所で頑張ってきて、最後に一つになる。

とても象徴的で、いいなと思いました。

 

私は「言葉を磨く」を今年のテーマとしており、言葉の研究もしているのですが、

実は「環境」「芸術」「個人」「社会」といった言葉は、

できてからまだ150年ほどしか経っていないそうです。

それ以前には「個人」や「社会」という概念はなく、

あったのは「世間」だったそうです。

社会は比較的共通の認識があるかと思いますが、

世間は一人ひとりの心の中にあるもの。

だから、同じ世間という言葉でも、感じ方は人それぞれ違う。

 

違う個性を持った人たちが、同じ歌を歌うことで、心が自然と合わさる。

その姿に、私はとても惹かれました。

言葉一つで、世界の捉え方も、人との距離感も変わります。

だからこそ、自分が使っている言葉は、自分の情緒や心そのものだと意識して、

大切に整えながら、仕事をしていきたいと思います。

※画像はAI生成イメージです↓

2025.12.15

今朝の気づき、心のノートに #23 無関心

2025.12.15 「無関心」の先に広がる世界

 

先日、ある法人の理事長の方から特別研修を受ける機会がありました。

研究者としてもご活躍されている理事長のお話は、私の日常に新たな視点を与えてくれるものでした。

 

特に印象的だったのは、「愛」という言葉の捉え方です。本来、日本には「愛」という西洋的な概念はなく、「和の心」が根底にあったところに後から「愛」が加わったというお話は、文化の奥深さを感じさせました。

 

そして、理事長は「愛の反対は憎しみではなく、無関心である」と説かれました。これはよく耳にする言葉ですが、それに留まらず、

 

美の反対も無関心

 

平和の反対も無関心

 

知識の反対も無関心

 

と、あらゆるものの反対が無関心であると強調されました。

つまり、無関心のままで良いことは何一つない、というメッセージです。この言葉は、私の心に深く響きました。

 

~関心を寄せることの豊かさ~

今朝の散歩中、満月が沈む瞬間と、冬の富士山が朝日に照らされる瞬間が重なり、息をのむほど美しい光景に出会いました。 「綺麗だな」と意識を向けること。それもまた、無関心ではなく関心を寄せることなのだと改めて感じました。人に対しても、自然に対しても、関心を寄せることが、心の豊かさへの第一歩なのだと教えてもらったような気がします。

 

~文化が生み出す関心の違い~

昨日、手袋をつけようとした際、海外のお客様に「なぜ手袋をしているのですか?」と尋ねられました。「寒いからだよ」と答えると、とても驚かれていました。きっと、普段の生活では寒さで手袋をする習慣がなく、作業用という感覚なのでしょう。同じものでも、文化や育った環境によって“関心の向け方”が違うということを実感し、これもまた新たな学びとなりました。

 

 

今日もまた冷え込む一日になりそうですが、皆さんもどうぞご自愛ください。

一つひとつのことに意識を向け、関心を寄せながら、心豊かな一日を過ごしていきましょう。

 ※画像生成AIを使ったイメージです

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2025.12.08

今朝の気づき、心のノートに #22  空気が作る判断力

2025128日 空気がつくる判断の力

 

先日、娘が学校で「茶道」をテーマに総合学習をした流れで、

本物のお茶をたててみたい!ということになり、

調べてみると 庭園美術館の「子ども茶会」 を発見。

 

応募したところ、ありがたいことに当選し、娘と一緒に参加してきました。

 

参加者は親子9組。

子どもは子どもで茶道体験、大人は大人で講義。

そして案内されたのが、なんと「邪道の茶室」 だったんです。

 

まさかの宮様のための邪道

 

青年美術館は、旧朝香宮邸——

皇族・朝香宮様の庭園の一角に茶室があります。

 

ここが、ほんとうに不思議な茶室。

 なぜ「邪道」なのか?

 

実は、茶道というのは千利休の時代から

武士が刀を置いて対等に向き合うための文化で、

 低いにじり口から頭を下げて入る

 光を落としてお茶を美しく見せる

といった武士の精神が詰まっている場所。

 

ところが当時の皇族は武士文化とは真逆の立場。

頭を下げる動作も、暗くして侘び寂びを味わうのも、

嫌がったようです。

 

でも朝香宮様はどうしても茶道がやりたかったらしい。

 

そこで、大阪の財界人が察してこう言ったわけです。

 「宮様がお望みなら、私が建てましょう。」

すると宮様は、

 「そこまで言うなら……仕方ない。」

 

という、なんとも上品な押し切られ方で茶室が誕生。

 しかし、その茶室は宮様が嫌なことを全部避けた設計に。

 にじり口なし、明るい窓をドーン、宮様専用の立ったまま入れる扉つき

 

茶道の先生からすると

「そんな所でお茶は飲まない!」

と言うレベルのいわば邪道の茶室

そこに、私たちはしっかり座ってお茶をいただいてきました(笑)

 

空気がつくる判断

 

この茶室を設計した方は、空気を読む名人でもあったそうです。

相手の反応を見て、

「これは喜んでいるな」「これはまずいな」

と察しながら物ごとを進めていく。

 

それは戦時中の国全体を動かした空気とも似ていて、

合理性よりも、その場に漂う雰囲気で

判断や方向性が決まってしまうことがよくある。

 

今回の茶室の話を聞いて、

空気が人の考えや決定にどれだけ影響するか を

あらためて感じさせられました。

 

寒さとともに体も空気に反応

 

今朝起きたら首が右に曲がらなくなっていました(寝違えたか…)

 寒くなると、体もいろんな反応をするものですね。

 

12月はあっという間ですが、

気持ちよく仕事ができるよう体調管理をしっかりしながら、

また日々過ごしていきたいと思います。

    

2025.12.01

今朝の気づき、心のノートに #21  表情筋

2025121日 笑顔で1日をスタート! 表情筋をほぐして心も体もリフレッシュ

 

先日、ホワイトニングでお世話になっている歯科医師の先生とお話しする機会がありました。

先生から「中村さん、もっと笑ってください! 白い歯をどんどん見せて宣伝しましょう!」と嬉しいお言葉をいただいたんです。

その先生も「笑顔の実践」をされています。

気を抜くと表情が硬くなってしまうので、意識的に笑うように心がけていたと伺い、私も深く感銘を受けました。

 

そんな折、子どもたちのミュージカルで表現と振り付けに携わる機会がありました。

歌唱指導を担当されていたオペラ歌手の方が、本番前に子どもたちにこう語りかけたんです。

 

「顔には60個の筋肉があります。今日はその60個、全部を使いましょう!」

 

この言葉が私にはとても印象的でした。

筋肉は電気信号で動いているため、使えば使うほど発達します。

朝は特に凝り固まっているので、柔軟体操が効果的です。

 

実は、毎朝弊社で行っている朝礼前のラジオ体操の時、皆さんが気づかないように私も「顔の柔軟体操」を取り入れていました。

朝一番で顔の筋肉がほぐれるおかげか、本当に顔が軽くなるのを感じて、とてもおすすめです。逆に、顔の柔軟を怠っている方は、表情が重く、どこか凝り固まっているように感じられることがあります。

 

ぜひ皆さんも、日々の生活に顔の柔軟体操を取り入れて、素敵な笑顔で一日を過ごしてみてはいかがでしょうか?

 

きっと、心も体もリフレッシュできるはずです! 

2025.11.25

今朝の気づき、心のノートに #20「在り方」と「やり方」

20251125日 🎓若者たちの反応から感じた「在り方」と「やり方」

 

昨日、研修講師をされている方と話をしました。

その方は先日、ある大学で講演をされたそうです。

対象は大学34年生の約250人。

大講堂での講演中、学生たちは全員がノートPCを開いて、画面を見ながらキーボードを打っていたそうです。

 

最初は「ちゃんと話、届いてるのかな?」と不安だったといいます。

けれども講演後に実施したアンケートを見ると、驚くほど丁寧で深い感想が寄せられていたそうです。

 

講演のテーマは「やり方」と「在り方」。

就職活動を控えた学生たちにとって、

「どう稼ぐか(やり方)」と「どう生きるか(在り方)」の

どちらを優先するかというテーマは、まさに今の課題です。

 

「在り方を問うことを忘れずに、その上にやり方を積み上げる」

――そんなメッセージに、多くの学生が共感を寄せたそうです。

表情や反応は静かでも、

心の奥でしっかり感じ取っている若者たちの姿に、

講師の方も「希望を感じた」と話されていました。

 

 

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私たちの仕事も、まさに同じだと思います。

たとえば「給与計算」。

一見ルーティンのように見えて、実は世界的にも高度な仕組みの上に成り立っています。

社会保障制度や税制が整い、給与が正確に支払われることで、

家庭を支え、経済が回り、社会が安定します。

その根幹を担っているという誇りと責任を、改めて感じます。

 

また、建設業にしても同じです。

国の基準に基づき、安心して事業を進められるのは、

制度とそれを支える人たちがいるからこそ。

当たり前のことを「当たり前にできる」――

それこそが、実は一番大切で、価値のあることなのだと思います。

 

日々の仕事の中で、

「自分たちは社会の一部を支えている」という意識を持ち、

やりがいと使命感を忘れずに取り組んでいきたいと思います。 

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