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2026.09.14

今朝の気づき、心のノートに #49 AIに宿探しをお願いしたら、昭和にタイムスリップした話

2026914日 AIに宿探しをお願いしたら、昭和にタイムスリップした話

 

先日、夜に熱海で予定があったので、そのまま現地に泊まることにしました。 そこで今回は、宿探しをAIの「Claude」にお願いしてみることに。

条件は至ってシンプルです。 「熱海で、なるべく安くて、ちょっと面白そうな宿を探して」

すると、いくつか候補を出してくれました。 やり取りの途中で、 「カプセルホテルでも大丈夫ですか?」 と聞かれたので、 「嫌です(笑)」 と回答。

そのほかにも、「どのくらい駅から離れても大丈夫ですか?」など、こちらの希望を細かくヒアリングしてくれます。質問にポンポン答えていくと、条件に合いそうな宿をいくつかピックアップしてくれました。

その中で、一番上に提案されたのが、とある老舗旅館。 なんだか独特な雰囲気があって面白そうです。場所もそれほど遠くありません。 よし、ここにしよう!ということで、今回はAIにお勧めされたその宿を自分で予約し、実際に泊まってみることにしました。

駐車場付きで6,500

料金は駐車場付きで6,500円。 素泊まりとはいえ、今の熱海ではかなりリーズナブルです。

そして夜、実際に宿へ向かってみると……周辺がものすごく暗い。 「本当にここで合ってる……?」 と少々不安になりながら敷地へ入っていきます。

入口には、昔ながらのすりガラスの引き戸。 ガラガラガラ……と開けて中に入ると、「受付」と書かれた小さな小窓がありました。 トントンと叩くと、奥から女性が出てきます。

「はい」 「あ、予約した中村です」 「あ、はいはい、どうも〜」

なんとも味のある、温かいチェックインです。

「大浴場」なのに定員2名!?

館内の説明を受けたのですが、特に印象的だったのがお風呂システムでした。 「お風呂は予約制になっているので、予約方法を教えますね」 そう言って案内されたのは、壁にかけられたホワイトボード。

時間帯が書かれており、自分の名前が書かれたマグネットを希望する時間の枠にペタッと貼るスタイルです。なるほど、これが予約。 するとスタッフさんが一言。 「今日はどこでも入れますから。5階建てですけど、他にお客さんいないので好きなところ取ってくださいね」

……貸切状態!なんだかすごい(笑)。

さらにお風呂の入口を見ると、「大浴場」の文字が。 ところが、そのすぐ下をよく見ると…… 「定員2名」 思わず心の中で「大浴場とは……!?」とツッコミを入れてしまいました。

しかも、お風呂に入るときは自分でお湯を張り、上がるときはお湯を抜いて軽く掃除をしておくルール。完全セルフサービスシステムです。

部屋に入って、さらにびっくり

部屋の鍵を渡された際にも、衝撃の説明がありました。 「この鍵、外からは開けられるんですけど、閉められないんですよ」 「えっ? じゃあどうやって鍵をかけるんですか?」 「中からポチッとボタンを押して、そのままドアをガチャンと閉めてください」

さらに、 「気をつけてくださいね。インロック(自動施錠)かかっちゃいますから」 とのこと。なかなかスリリングな構造です。

部屋に入ってみると、広々とした畳の部屋が2つ。 洗面所、トイレ、お部屋についているお風呂もそれぞれ独立しています。

そして、この部屋風呂がまた凄かった。 昔ながらの深いタイルの湯船で、普通に座って浸かると首のあたりまでお湯がきます。 「これはうっかりすると危ないな……」と思い、少し中腰になりながら浸かりました。油断すると本当に溺れそうです(笑)。

まるで昭和中期にタイムスリップ

今回泊まった宿は、かなり強烈なインパクトがありました。 単に「昭和レトロ」という言葉だけでは収まらない、昭和中期にそのままタイムスリップしたような不思議な感覚です。

でも、こういう宿って、自分でGoogleや大手予約サイトで普通に検索していたら、まず辿り着けなかったと思うんですよね。 「熱海 安い ホテル」と検索すれば、当然のように人気の有名ホテルや大手のプランばかりが上位に出てきます。

今回良かったのは、 「安くて、ちょっと面白そうなところ」 という、かなり曖昧で感覚的なリクエストをAIにしてみたことです。

こちらの意図を汲み取りながら対話形式で条件を整理し、自分では選ばなかったであろう穴場の選択肢を提案してくれた。これが今回一番面白い体験でした。

AIは「検索ツール」ではなく「対話するパートナー」

今回Claudeを使ってみて感じたのは、AIは単に検索結果を箇条書きで出すだけではなく、「自分の希望を会話で引き出してもらいながら、一緒に探す」という使い方ができる点です。

  • 安いところがいい
  • でもカプセルホテルは嫌
  • 多少駅から離れてもOK
  • できればちょっと変わった面白い体験がしたい

こうした曖昧な条件も、AIとキャッチボールをする中で少しずつクリアになっていきます。

もちろん、AIが提案してくれたものが100%全員にとっての「正解」になるとは限りません。 ですが、自分ひとりでは決して見つけられなかった「予想外の選択肢」に出会わせてくれる良さがあります。

結果として、6,500円で昭和へタイムスリップするという、忘れられない旅の思い出ができました(笑)。

皆さんも旅行や出張の際、条件をカチッと決めすぎずに、 「安くて、ちょっと面白い宿を提案して」 とAIにゆるく相談してみてはいかがでしょうか。思わぬ名宿(迷宿?)との出会いがあるかもしれません。

それでは、今日も良い一日を!

※生成AIによるイメージです

2026.09.01

今朝の気づき、心のノートに #48 大切にしているものを続ける

2026年9月1日 大切にしているものを続ける

 

最近、虎屋とエルメス、それぞれの社長が対談している本を読んでいます。

どちらも長い歴史を持つ会社ですが、読んでいてとても印象に残ったことがありました。

それは、「どうやったら売れるか」ということを、経営の中心に置いていないということです。

エルメスは、職人が納得できるものをつくることを大切にしています。

「これなら売れるから」という理由でつくるのではなく、職人が「本当に良い」と思えるものを、とにかく丁寧につくる。

その結果として、価格が高くなることもあります。

一方、虎屋が大切にしているのは、「お客様に美味しいお菓子を喜んで召し上がっていただくこと」。

どうしたらもっと売れるのか、どうしたらもっと拡大できるのかということよりも、自分たちが大切にしていることを、ひたすら続けていく。

エルメスは180年以上、虎屋は500年以上続いています。

もちろん、時代に合わせた変化や工夫は必要です。

ただ、「売るために何をするか」ではなく、「自分たちは何を大切にする会社なのか」という軸があり、その軸を守りながら長い年月を積み重ねていることに、とても大きな意味があるように感じました。

経営というと、「どうやって売るか」「どんな人をターゲットにするか」「どんな戦略を立てるか」ということを考えがちです。

でも、長く続いている会社を見ると、もっとシンプルなところに答えがあるのかもしれません。

自分たちが本当に大切にしたいものを、丁寧に、誠実に、続けていく。

その積み重ねが、結果として「長く愛される会社」をつくっていくのではないでしょうか。

私たちも、目先の「売る」ということだけではなく、何を大切にして仕事をしていくのか。

改めて考えてみたいと思います。

 

※生成AIによるイメージです

2026.08.04

今朝の気づき、心のノートに#47 スリランカと日本の深き絆

20268月4日 スリランカと日本の深き絆――自然、言葉、そして歴史から学ぶこと

 

皆さん、こんにちは。

南アジアの島国スリランカ。一見すると日本とは遠く離れた国に思えますが、実は建築、言語(脳の仕組み)、そして日本の戦後歴史において、驚くほど共通点や深い繋がりがあることをご存じでしょうか?

今回は、「知られざる日本とスリランカの絆」についてお話しさせていただきます。

 

1. 自然と調和する建築術:ジェフリー・バワの美学

スリランカが生んだ世界的な建築家ジェフリー・バワをご存じでしょうか。

彼はもともと弁護士として活躍していましたが、30代後半で建築の道へと転身した異色の経歴を持ちます。彼の建てる建築最大の特徴は、「自然を壊さず、いかに建築物を風景になじませるか」という点です。

例えば、ジャングルの中に建てられた有名なホテル。熱帯の森の中でありながら、滞在中に虫の鬱陶しさを感じることがほとんどないと言います。

その秘密は「風の計算」にあるようです。

山から吹き抜ける自然の風の流れを遮らない設計にすることで、常に心地よいそよ風が館内を通り抜けます。風に弱い虫たちは留まることができず、エアコンに頼りすぎない快適な空間が自然と作られている。

人工物を威圧的に建てるのではなく、自然の循環に寄り添う――。この感性は、どこか日本の伝統的な「借景」や「草木国土悉皆成仏(自然すべてに命や心が宿る)」という美意識に通じるものがあります。

 

2. 「虫の声」を聞き分ける脳と、母音言語の情緒

「虫の鳴き声」を情緒的なとして楽しむ文化は、世界的に見ても珍しいと言われています。

多くの言語圏では、セミやコオロギの声を右脳で「雑音(ノイズ)」として処理するのに対し、日本語を使う私たちは左脳で「言語・声」として聴いています。ツクツクボウシやミンミンセミの鳴き声を自然と聞き分けられるのも、世界で当たり前ではないそうです。

そして、スリランカの主要言語である「シンハラ語」もまた、母音を多用する特徴を持ち、現地の人々も自然の音や虫の声に心を傾ける感性を育んできたとされています。

風の音や虫の音の中に表情を見出し、情緒を育む――。両国には、言葉の根底にある「世界の見つめ方」にも深い共通点が存在しているのかもしれません。

 

3. 日本の独立を守った歴史的演説と「右目の献眼」

そして最も忘れてはならないのが、終戦後の歴史です。

第二次世界大戦後、サンフランシスコ講和会議において、当初日本は連合国(アメリカ・ロシア・中国・イギリスなど)による「分割統治案」が有力視されていました。

その窮地において、日本の未来を救う歴史的スピーチを行ったのが、スリランカ(当時セイロン)代表のジャヤワルダナ元大統領でした。

自国も戦争被害を受け、日本に対して賠償金を請求できる立場にありながら、彼はこう宣言したのです。

 

「憎悪は憎悪によって止むことはなく、ただ愛によってのみ止む」

(ブッダの言葉『法句経』より)

スリランカは一切の賠償請求を放棄し、「アジア全体の未来のために、日本を自由で独立した国として復帰させるべきだ」と強く訴えました。この演説が会場の空気を一変させ、日本が分裂することなく今日の平和と独立を保つ大きな決定打となったのです。

さらに感動的なのは、親日家であったジャヤワルダナ氏が亡くなった際の遺言です。

彼の角膜は、遺言通り「左目はスリランカの人へ、右目は日本の人々へ」と捧げられ、実際に日本の静岡県の方へと移植されました。死してなお、片方の目を通し日本の未来を見守り続けてくれたのです。

 

おわりに

今、スリランカは経済的に様々な困難に直面していますが、インド洋の要衝であり、豊かな精神性を持つこの国は、これからアジアの中心として再び大きく発展していく可能性を秘めています。

過去に私たちが受け取った大きな恩義と、文化・感性の深い共通点。

それらを知ることは、私たちがこれからのグローバル社会でどのようなパートナーシップを築いていくべきかを考える、大切なきっかけになります。

まだまだ暑い日が続きますが、先人たちの温かい志に思いを馳せつつ、私たちも日々の仕事に誠心誠意取り組んでいきましょう!

ジャングルと風がそのまま通り抜ける、ジェフリー・バワ設計の建築. 出典: remodelista.com 

※↓生成AIによるイメージです

2026.07.14

今朝の気づき、心のノートに#46 デンマークの働き方に学ぶ「関係性を育てる」ということ

2026年714日 デンマークの働き方に学ぶ「関係性を育てる」ということ

 

先日、デンマークで活動されている方をお招きした食事会に参加し、デンマークの働き方や教育について興味深いお話を伺う機会がありました。

特に印象的だったのは、デンマークの企業における「研修」です。 日本では座学や講義形式が主流ですが、デンマークでは、みんなで料理をしたり、レゴを組み立てたり、キャンプへ行ったりと、共同作業を通じてチームワークやリーダーシップを育む研修が多いそうです。知識の習得だけではなく、体験を通して、良質なコミュニケーションと共に身に付けることを大切にしているのかもしれません。

これは国が政策を進める際のコミュニケーションの取り方も同様だと言います。 ある難しいテーマについて議論する際、最初から会議室で対立するのではなく、一緒に卓球をしながら、ユーモアを交えながら対話をするのだそうです。この姿勢こそが、デンマークらしい文化なのだと感じました。

「デンマークだからできる」と片付けてしまうのではなく、日本でも取り入れられるヒントがたくさんあると思います。

人との関係を大切にすること。 ユーモアを交えて、楽しみながら学ぶこと。 そして、対話を通じて変化を生み出すこと。

これらは私たちの職場づくりや、日々のコミュニケーションにもすぐに活かせるエッセンスかもしれません。 まずは「相手との関係を育む」。弊社でもそんな日々の何気ない日常をを大切にしたいと思います。

※生成AIによるイメージです

    

2026.07.06

今朝の気づき、心のノートに#45 『紹介に頼らない営業』よりも大切にしたいこと

20267月6日 「紹介に頼らない営業」よりも、大切にしたいこと

 

最近、ホームページからのお問い合わせがとても増えています。 ありがたいことではあるのですが、そのほとんどは他社様からの営業のご案内です。「紹介に頼らない顧客獲得方法をお伝えします」「今の御社にはこのサービスが必要です」といった内容のメールが、毎日のように届きます。

営業の方法には、大きく分けると「狩猟型」と「農耕型」があると言われます。 狩猟型は、自ら積極的に攻め、その場で契約を獲得していくスタイル。一方、農耕型は、日頃から種をまき、時間をかけて信頼を育て、必要なタイミングでお客様から声をかけていただくスタイルです。

当事務所も開業当初は、まず仕事をつくるために積極的な狩猟型の営業活動を行っていました。しかし、それ以降は「農耕型」の考え方を大切にしています。

日々のセミナーや情報発信、お客様との何気ない会話、一つひとつのご相談への誠実な対応。それらは、すぐに目に見える結果につながらなくても、すべてが未来のための「種まき」です。

実際に、5年前、あるいは8年前にご相談いただいた方から、「以前相談した件について、そろそろお願いしたいと思って」とご連絡をいただくことがあります。 そのようなご連絡をいただくたびに、日々積み重ねてきたことが、ようやく実を結ぶのだと心から嬉しくなります。

私たちが目指しているのは、お金をかけて無理に集客することではありません。 一つひとつ、目の前のお客様に「良い仕事」を積み重ねること。その結果として、紹介やお問い合わせが自然と増えていくような関係性です。

これからも、一つひとつの「種」を大切にまきながら、お客様と共に歩んでいけるパートナーでありたいと願っております。

※画像はAI生成イメージです🌸

 

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