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2026年02月
2026.02.09
今朝の気づき、心のノートに #27 静かな響き
2026年2月9日 静かな響き
10年ほど前に、東京で知り合った方がいます。
広告関係の仕事をされていて、忙しい毎日の中で少し疲れてしまい、静岡に移り住み、リモートで働いていました。
ところが2年前、その方は一人暮らしの家で倒れ、体がまったく動かなくなってしまったそうです。
動こうとしても動けない。声も出ない。
2日ほど、そのままの状態が続いた中で、「ああ、こうやって人は死んでいくんだな」と思ったそうです。
その瞬間、周りがすっと静かになり、静かな“響き”のようなものが聞こえてきたそうです。
それは言葉に変換されるような響きだったと言います。
そしてその中で、「ここに連絡しなさい」という感覚があり、
必死にスマートフォンを操作して連絡を取り、結果的に助けられました。
その体験以降、その方はその“静かな響き”を、日常の中でも感じるようになったそうです。
日本語と英語でその体験を詩にし、出版することになりました。
今では海外のアート系出版社からもの出版も見据えているそうです。
先日、その方とZoomで話す中で、こんな話になりました。
海外の人が不思議に思うことの一つに、
「なぜ渋谷のスクランブル交差点では、あれだけ人が多いのに、ぶつからずに歩けるのか」ということがあるそうです。
日本人は無意識に、相手の存在を感じ取り、歩くリズムを少し変えたり、
視線や体の向きで「こちらに行きますよ」というサインを送り合ったり、
言葉以前の「静かな響き」を感じながら生きているのかもしれない。
今、社会も経済も大きな転換期にあります。
次の形が見えにくい時代ですが、
実は私たちが当たり前に、無意識でやってきたこの感性の中に、
これからのヒントがあるのかもしれない、そう感じました。
何かをどんどん足していくのではなく、
シンプルに、静かに、身近なものを大切にする。
その中にある「静かな響き」に、少し耳を澄ませてみる。
今日はそんなことを、皆さんと共有したいと思いました。
これからも「静かな響き」を大事にしていきましょう。
※画像は生成イメージです🌳

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