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代表のことば

2026.03.09

今朝の気づき、心のノートに #30 世界が認める日本の感性

2026年3月9日 世界が認める日本の感性。その価値を再発見する春に

 

皆さんは「世界一予約が取れない」と言われるレストラン、noma(ノーマ)をご存知でしょうか。デンマークのコペンハーゲンに本拠地を置くこの名店は、世界を席巻し続けてきたレストランです。実はかつて、彼らが海外進出の最初の地として選んだのは、ここ日本の東京でした。

「日本人の感性なら、その魅力をきっと理解してくれる」

――そんな想いから東京を選んだと聞いたことがあります。

 

同じように、Hermès(エルメス)も世界最大級の旗艦店を銀座に構えています。

これも、日本の職人気質や美意識を高く評価してのことだと言われています。

 

そして、私の大好きなブランド「ピエール・エルメ・パリ」。

創業者のピエール・エルメ氏は、2016年に“世界最高のパティシエ”に選ばれ、「パティスリー界のピカソ」とも称される革命児です。特に有名なマカロンを、彼は「香りのキャンバス」と表現します。一口食べると、香りがどこまでも広がっていく――そんな体験を届けてくれるお菓子です。

その第一号店も、実は本場パリではなく、東京でした。

日本人の感性なら、この世界観をわかってくれると信じての決断だったのでしょう。

 

こうして見ると、世界の一流ブランドやトップシェフたちが、いかに日本人の感性や職人気質を高く評価しているかがわかります。

私たちはそれを「当たり前」だと思っているかもしれません。

でも、その当たり前の中に、世界から見ればとても価値あるものが詰まっているのではないでしょうか。

日々の小さなことでも、自分の感性に耳を澄ませること。そして、その感性を少しずつ磨いていくこと。そんな毎日を過ごせたら素敵ですね。

今週も、香り豊かな一週間にしていきましょう。

※画像はAI生成イメージです🌸

2026.02.24

今朝の気づき、心のノートに #29 松岡修造さんに学ぶ

2026年2月24日 松岡修造さんに学ぶ心の持ち方

 

みなさん、おはようございます。

最近、SNSである面白い話題が盛り上がっているのを目にしました。

先日幕を閉じた、イタリアで開催されたミラノ・コルティナ冬季五輪。

現地で熱いリポートを届けていた元テニスプレーヤーの松岡修造さんにまつわる「ある説」です。

それは、【松岡修造さんは、実は太陽神なんじゃないか】というお話。

 

SNSを覗いてみると、こんな書き込みが溢れていて思わず笑ってしまいました。

  • 「修造さんが今日本にいない。つまり、関東は大雪間違いなしです」
  • 「日本列島の唯一の熱源が消えた。」
  • 「雪国が大変なことになるので、一旦帰ってきてもらえませんか」

冗談半分とはいえ、これだけ多くの人が「彼がいなくなると寒くなる」と信じている(?)のが面白いですよね。

実際、過去に彼が全豪オープンの取材でメルボルンへ行った際は、現地が43度近い猛暑になり、彼が日本へ帰国した途端に気温が13度まで下がったというエピソードもあるそうです。今回のイタリアでも、彼が訪れた地域だけ急に暑くなったという噂まで飛び出しています。

 

日本の神様で太陽神といえば”天照大神(あまてらすおおみかみ)”ですが、松岡修造さんを見ていると、まさにその存在そのものが周囲をパッと照らす力を持っていると感じます。

世の中にはマイナスなニュースも多いですが、彼には不思議とネガティブな噂が似合いません。それは、彼が常に「本気」で、そして「明るく」あろうとする強い意志を持っているからではないでしょうか。

私が今回このエピソードから感じたのは、「明るくいること」の重要性です。

明るく振る舞うことは、単に自分の気分を上げるだけではありません。その場の空気、一緒に働く仲間、そして関わるすべての人たちの空間を明るく変えていく「力」があるのです。明るい人のまわりには、自然と前向きな話題やチャンスが集まってくるものだと私は信じています。

 

私たちが松岡さんのように物理的な気温を変えることはできませんが(笑)、自分たちの職場の温度や、心の温度を上げることは今日からでもできます。

誰かが沈んでいる時に、そっと明るい声をかける。 難しい課題に直面した時こそ、前向きな言葉を選んでみる。

そんな一人ひとりの小さな「明るさ」が、大きな力になっていくはずです。

日本はまだ冷え込む日が続きそうですが、心には「自分なりの太陽」を持って、今週も元気に、気持ちよく過ごしていきましょう!

それでは、今日も一日よろしくお願いします。

※画像はAI生成イメージです☀

2026.02.16

今朝の気づき、心のノートに #28 「察する文化」と能面の一瞬

2026年2月16日 「察する文化」と能面の一瞬

 

先日、狂言師の方からとても興味深いお話を伺いました。

狂言は、能と能の間に演じられるものです。

能は「日本最古のミュージカル」と言われるのに対し、狂言は会話劇。

現代で言えば、漫才のような役割を担い、観客を笑わせる存在です。

ただ、使われている言葉は昔の言葉。

正直なところ、何を言っているのかよく分からないこともあります。

それでも、会場は笑いに包まれる。

その秘密のひとつが「笑い方」にあるようです。

コツは「ハッハ」をはっきり言うことが大切だと教えてくださいました。

「ハーッ、ハッハッハッハッハー」

“ハ”を立て、息をしっかり出す。

最初は静かだった空間が、少しずつ温まり、自然と笑いが広がっていく。

笑いは伝染する。

演じる側が本気で笑うと、場が動き出すのだと感じました。

 

さらに印象に残ったのが、能面のお話です。

能では、面をつけたまま30分~60分ほど舞い続けます。

基本的には、能面の角度は同じ角度のまま。

その中で、ほんの一度か二度だけ、少しだけ角度を変えるそうです。

少し下を向く――「曇り」。

悲しみや切なさを表します。

少し上を向く――「照り」。

喜びや、月を見上げる情景を表します。

表情は変わりません。

けれど、見る側は感じ取るのです。

「ああ、今は悲しんでいるのだな」

「ああ、月を見ているのだな」

たったそれだけの変化で、物語が動く。

能は、演じる側がすべてを説明する芸能ではなく

むしろ、見る側が想像し、感じ取ることで完成する芸能なのだと思いました。

 

現代の演劇は、表情豊かに感情表現を出すスタイルが多くあります。

しかし、日本の伝統文化では、受け手が“察する”ことを大切にしてきた、

これは、日常のコミュニケーションにも通じるのではないでしょうか。

言葉そのものよりも、表情や間、空気感。

その奥にある気持ちを感じ取る力。

すべてを言葉で説明しなくても、

感じようとする姿勢があれば、心は通い合う。

狂言の笑いも、能面の一瞬も、

結局は「感じる側」がいてこそ成立します。

普段の会話の中でも、言葉だけでなく、その奥にある思いを感じ取ることを大切にしていきたいと改めて思いました。

察する力を磨くこと。

それは、相手をより深く理解しようとする姿勢なのかもしれません。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※画像はAI生成イメージです

2026.02.09

今朝の気づき、心のノートに #27  静かな響き

2026年2月9日  静かな響き

 

10年ほど前に、東京で知り合った方がいます。

広告関係の仕事をされていて、忙しい毎日の中で少し疲れてしまい、静岡に移り住み、リモートで働いていました。

ところが2年前、その方は一人暮らしの家で倒れ、体がまったく動かなくなってしまったそうです。

動こうとしても動けない。声も出ない。

2日ほど、そのままの状態が続いた中で、「ああ、こうやって人は死んでいくんだな」と思ったそうです。

その瞬間、周りがすっと静かになり、静かな“響き”のようなものが聞こえてきたそうです。

それは言葉に変換されるような響きだったと言います。

 

そしてその中で、「ここに連絡しなさい」という感覚があり、

必死にスマートフォンを操作して連絡を取り、結果的に助けられました。

その体験以降、その方はその“静かな響き”を、日常の中でも感じるようになったそうです。

日本語と英語でその体験を詩にし、出版することになりました。

 

今では海外のアート系出版社からもの出版も見据えているそうです。

先日、その方とZoomで話す中で、こんな話になりました。

海外の人が不思議に思うことの一つに、

「なぜ渋谷のスクランブル交差点では、あれだけ人が多いのに、ぶつからずに歩けるのか」ということがあるそうです。

日本人は無意識に、相手の存在を感じ取り、歩くリズムを少し変えたり、

視線や体の向きで「こちらに行きますよ」というサインを送り合ったり、

言葉以前の「静かな響き」を感じながら生きているのかもしれない。

 

今、社会も経済も大きな転換期にあります。

次の形が見えにくい時代ですが、

実は私たちが当たり前に、無意識でやってきたこの感性の中に、

これからのヒントがあるのかもしれない、そう感じました。

何かをどんどん足していくのではなく、

シンプルに、静かに、身近なものを大切にする。

その中にある「静かな響き」に、少し耳を澄ませてみる。

今日はそんなことを、皆さんと共有したいと思いました。

これからも「静かな響き」を大事にしていきましょう。

※画像は生成イメージです🌳

2026.01.26

今朝の気づき、心のノートに #26 視点を変える

2026年2月3日 視点を変える

 

今日は「視点を変える」という話をします。

 

まず、書庫の話です。

実はここ2年くらい、書庫の空いたスペースをどう使うかでずっと悩んでいました。

「せっかくだからここ、をおしゃれにカフェ風にできないかな?」と思って、一生懸命いじってみたり、休みの日に物を引っ張り出してみたり。

でも、どうも居心地が悪い。

そこで、視点を変えて、

「おしゃれにする」というこだわりを捨てて、

ラックに物をしまってみたら、びっくりするくらいしっくりきました。

「あ、こっちだったんだな」と思いました。

 

そこでふと思ったんです。

書庫の一番いい使い方って、書庫として使うことなんじゃないかと。

そりゃそうだ!と突っ込まれそうですね。

よく言いますよね。

牛に「馬みたいに走れ」って言っても無理な話で、

牛には牛の役割、馬には馬の役割がある。

書庫にも、ちゃんと書庫の役割があった。

当たり前のようですが、それに気づくまで、2年も色々な案を考えました。

 

次は、YouTubeライブの話です。

2026年の今年から月1回、YouTubeライブの番組をやらせていただくことになりました。

2月からは、私がゲストを呼んでお話を聞く回になります。

「誰を呼ぼうか」と、いろんな案を考えましたが、どれもしっくりこない。

そこでまた、視点を変えてみました。

「外からすごい人を呼ぶ」じゃなくて、

『もっと身近にいる人に話を聞こう』と。

そうしてお願いしたのが、父でした。

最初はお断りされましたが、是非!とお願いしたところ、引き受けていただきました。

これも、視点を変えた瞬間に、しっくりきて気持ちがすっと楽になり、話が前に進みました。

書庫も、YouTubeライブも、

やっていることは全然違いますが、

共通していたのは、「思い込みを捨てる」ということでした。

思い込みを一度外して、役割をそのまま見直してみる。

そうすると、無理に頑張らなくても、

物事は、案外うまく流れるんだなと思いました。

皆さんも、

「なんかうまくいかないな」ということがあったら、

思い込みを一度捨ててみてはいかがでしょうか。

 

今日はそんな話でした。

ありがとうございました。

※画像は生成AIイメージです☕

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