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代表のことば

2026.01.26

今朝の気づき、心のノートに #26 視点を変える

20262月3日 視点を変える

 

今日は「視点を変える」という話をします。

 

まず、書庫の話です。

実はここ2年くらい、書庫の空いたスペースをどう使うかでずっと悩んでいました。

「せっかくだからここ、をおしゃれにカフェ風にできないかな?」と思って、一生懸命いじってみたり、休みの日に物を引っ張り出してみたり。

でも、どうも居心地が悪い。

そこで、視点を変えて、

「おしゃれにする」というこだわりを捨てて、

ラックに物をしまってみたら、びっくりするくらいしっくりきました。

「あ、こっちだったんだな」と思いました。

 

そこでふと思ったんです。

書庫の一番いい使い方って、書庫として使うことなんじゃないかと。

そりゃそうだ!と突っ込まれそうですね。

よく言いますよね。

牛に「馬みたいに走れ」って言っても無理な話で、

牛には牛の役割、馬には馬の役割がある。

書庫にも、ちゃんと書庫の役割があった。

当たり前のようですが、それに気づくまで、2年も色々な案を考えました。

 

次は、YouTubeライブの話です。

2026年の今年から月1回、YouTubeライブの番組をやらせていただくことになりました。

2月からは、私がゲストを呼んでお話を聞く回になります。

「誰を呼ぼうか」と、いろんな案を考えましたが、どれもしっくりこない。

そこでまた、視点を変えてみました。

「外からすごい人を呼ぶ」じゃなくて、

『もっと身近にいる人に話を聞こう』と。

そうしてお願いしたのが、父でした。

最初はお断りされましたが、是非!とお願いしたところ、引き受けていただきました。

これも、視点を変えた瞬間に、しっくりきて気持ちがすっと楽になり、話が前に進みました。

書庫も、YouTubeライブも、

やっていることは全然違いますが、

共通していたのは、「思い込みを捨てる」ということでした。

思い込みを一度外して、役割をそのまま見直してみる。

そうすると、無理に頑張らなくても、

物事は、案外うまく流れるんだなと思いました。

皆さんも、

「なんかうまくいかないな」ということがあったら、

思い込みを一度捨ててみてはいかがでしょうか。

 

今日はそんな話でした。

ありがとうございました。

※画像は生成AIイメージです☕

2026.01.26

今朝の気づき、心のノートに #25 言葉ひとつで…

2026126日 言葉ひとつで、空気は変わる俵万智さんのコラムから

 

NHKのオンラインニュースで、

歌人の俵万智さんが投稿されていたコラムを読みました。

俵さんといえば、歌やエッセイを通して、言葉をとても大切に扱われている方。

今年「言葉を磨く」というテーマを持っている私にとって、

自然と目に留まり、引き寄せられるように読み始めました。

今は、誰もが簡単に言葉を発信できる時代です。

同時に、ほんの一言で叩かれたり、誤解されたりすることも少なくありません。

そんな中で俵さんのコラムで書かれていたのが、

「何を言うか」よりも、「何を言わないか」だそうです。

 

コラムの中で紹介されていたのが、

甥っ子さんが出場したボディービル大会のエピソードでした。

応援席から飛ぶ掛け声は、ただ褒めるだけではなく、

「肩にダンプのっけてるのかい!?」

のような、思わず笑ってしまうような言葉。

中でも俵さんが一番いいなと思ったのが、

「でかすぎて、もうそれ固定資産!!」

という声だったそうです。

その一言で会場がどっと笑い、選手の表情が変わり、

場の空気そのものがふっとやわらいだのだと想像します。

 

言葉ひとつで、人の気持ちも、空気も、流れも変わる。

改めて、言葉の持つ力の大きさを感じます。

 

言わない選択をすること。

そして、どういう言葉を選び、どう届けるか。

いい言葉を使いながら、

いい空間をつくり、いい関係性を育てていきたい。

そんなことを考えさせられた、印象深いコラムでした。

※画像はAI生成イメージです

2026.01.13

今朝の気づき、心のノートに #24 世間

2026113日 世間は、一人ひとりの中にある

 

皆さん、紅白歌合戦はご覧になりましたでしょうか。

録画してみた方、今年は見なかった、いろいろいらっしゃると思いますが、

リアルタイムで最後まで見たという方はいらっしゃいますか?

 

私は途中で寝てしまって、録画で見たんですが、

一番心に残ったのが、最後のシーンです。

「蛍の光」を、全員で歌って終わるあの場面です。

50年歌い続けている方もいれば、

デビューしたばかりのアイドルもいて、

本当に個性も経歴もバラバラな人たちが、

最後は同じ歌を歌って終わる。

あの瞬間が、クライマックスだなと感じました。

 

みんなそれぞれの個性を磨き、

一年間、それぞれの場所で頑張ってきて、最後に一つになる。

とても象徴的で、いいなと思いました。

 

私は「言葉を磨く」を今年のテーマとしており、言葉の研究もしているのですが、

実は「環境」「芸術」「個人」「社会」といった言葉は、

できてからまだ150年ほどしか経っていないそうです。

それ以前には「個人」や「社会」という概念はなく、

あったのは「世間」だったそうです。

社会は比較的共通の認識があるかと思いますが、

世間は一人ひとりの心の中にあるもの。

だから、同じ世間という言葉でも、感じ方は人それぞれ違う。

 

違う個性を持った人たちが、同じ歌を歌うことで、心が自然と合わさる。

その姿に、私はとても惹かれました。

言葉一つで、世界の捉え方も、人との距離感も変わります。

だからこそ、自分が使っている言葉は、自分の情緒や心そのものだと意識して、

大切に整えながら、仕事をしていきたいと思います。

※画像はAI生成イメージです↓

2025.12.15

今朝の気づき、心のノートに #23 無関心

2025.12.15 「無関心」の先に広がる世界

 

先日、ある法人の理事長の方から特別研修を受ける機会がありました。

研究者としてもご活躍されている理事長のお話は、私の日常に新たな視点を与えてくれるものでした。

 

特に印象的だったのは、「愛」という言葉の捉え方です。本来、日本には「愛」という西洋的な概念はなく、「和の心」が根底にあったところに後から「愛」が加わったというお話は、文化の奥深さを感じさせました。

 

そして、理事長は「愛の反対は憎しみではなく、無関心である」と説かれました。これはよく耳にする言葉ですが、それに留まらず、

 

美の反対も無関心

 

平和の反対も無関心

 

知識の反対も無関心

 

と、あらゆるものの反対が無関心であると強調されました。

つまり、無関心のままで良いことは何一つない、というメッセージです。この言葉は、私の心に深く響きました。

 

~関心を寄せることの豊かさ~

今朝の散歩中、満月が沈む瞬間と、冬の富士山が朝日に照らされる瞬間が重なり、息をのむほど美しい光景に出会いました。 「綺麗だな」と意識を向けること。それもまた、無関心ではなく関心を寄せることなのだと改めて感じました。人に対しても、自然に対しても、関心を寄せることが、心の豊かさへの第一歩なのだと教えてもらったような気がします。

 

~文化が生み出す関心の違い~

昨日、手袋をつけようとした際、海外のお客様に「なぜ手袋をしているのですか?」と尋ねられました。「寒いからだよ」と答えると、とても驚かれていました。きっと、普段の生活では寒さで手袋をする習慣がなく、作業用という感覚なのでしょう。同じものでも、文化や育った環境によって“関心の向け方”が違うということを実感し、これもまた新たな学びとなりました。

 

 

今日もまた冷え込む一日になりそうですが、皆さんもどうぞご自愛ください。

一つひとつのことに意識を向け、関心を寄せながら、心豊かな一日を過ごしていきましょう。

 ※画像生成AIを使ったイメージです

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2025.12.08

今朝の気づき、心のノートに #22  空気が作る判断力

2025128日 空気がつくる判断の力

 

先日、娘が学校で「茶道」をテーマに総合学習をした流れで、

本物のお茶をたててみたい!ということになり、

調べてみると 庭園美術館の「子ども茶会」 を発見。

 

応募したところ、ありがたいことに当選し、娘と一緒に参加してきました。

 

参加者は親子9組。

子どもは子どもで茶道体験、大人は大人で講義。

そして案内されたのが、なんと「邪道の茶室」 だったんです。

 

まさかの宮様のための邪道

 

青年美術館は、旧朝香宮邸——

皇族・朝香宮様の庭園の一角に茶室があります。

 

ここが、ほんとうに不思議な茶室。

 なぜ「邪道」なのか?

 

実は、茶道というのは千利休の時代から

武士が刀を置いて対等に向き合うための文化で、

 低いにじり口から頭を下げて入る

 光を落としてお茶を美しく見せる

といった武士の精神が詰まっている場所。

 

ところが当時の皇族は武士文化とは真逆の立場。

頭を下げる動作も、暗くして侘び寂びを味わうのも、

嫌がったようです。

 

でも朝香宮様はどうしても茶道がやりたかったらしい。

 

そこで、大阪の財界人が察してこう言ったわけです。

 「宮様がお望みなら、私が建てましょう。」

すると宮様は、

 「そこまで言うなら……仕方ない。」

 

という、なんとも上品な押し切られ方で茶室が誕生。

 しかし、その茶室は宮様が嫌なことを全部避けた設計に。

 にじり口なし、明るい窓をドーン、宮様専用の立ったまま入れる扉つき

 

茶道の先生からすると

「そんな所でお茶は飲まない!」

と言うレベルのいわば邪道の茶室

そこに、私たちはしっかり座ってお茶をいただいてきました(笑)

 

空気がつくる判断

 

この茶室を設計した方は、空気を読む名人でもあったそうです。

相手の反応を見て、

「これは喜んでいるな」「これはまずいな」

と察しながら物ごとを進めていく。

 

それは戦時中の国全体を動かした空気とも似ていて、

合理性よりも、その場に漂う雰囲気で

判断や方向性が決まってしまうことがよくある。

 

今回の茶室の話を聞いて、

空気が人の考えや決定にどれだけ影響するか を

あらためて感じさせられました。

 

寒さとともに体も空気に反応

 

今朝起きたら首が右に曲がらなくなっていました(寝違えたか…)

 寒くなると、体もいろんな反応をするものですね。

 

12月はあっという間ですが、

気持ちよく仕事ができるよう体調管理をしっかりしながら、

また日々過ごしていきたいと思います。

    

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