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「2020年 年末のご挨拶」

2020.12.28

スビラ SUBIRA 事業承継 就業規則 建設業 許可 36協定

コラム「贈与と経済」

2020.12.02

みなさん、こんにちは。SUBIRAグループ代表の中村聡介です。先日、「世界は贈与でできている」という本を読みました。現在の経済を考えるとき、「交換」を原則として成り立っています。そして人類の歴史の中でこの「交換」を原則として成り立つようになったのは、決して古くないといいます。現在では当たり前になっているこの「等価交換」という原理に比べて、贈与は人類が始まってから今に至るまで継続した行為だといいます。この本を読んでいて私が感じたのが、「経済は交換を前提にし、贈与は恩返しを前提にする」ということです。例えば、100円を差し出して100円分の品物を手に入れる。1億円の家の建築を注文して、半年後に1億円相当の家が建ち、1億円を支払う。これらの交換はその場か、もしくは期間の定めの中で終わります。この交換は債権・債務(義務)の上に成り立っています。この関係になった以上、「Have to(しなければならない)」になります。一方、贈与の場合、例えば「あの人にはいつもお世話になっているから、お土産を買っていこう」「困っているから、手を貸そう」「優しくされてうれしかったから、他人には優しくしよう」という交換条件を前提としないきっかけで始まるのが贈与です。さらにいうと、「小さいころに親に大切にされたから、 自分も子供を大切に育てよう」という行為の贈与も、過去の恩への恩返し、もしくは恩送りから始まります。人に何かを送るとき、何かをしてあげようと考えるとき、ワクワクします。市場を見たときに、経済の視点が強すぎると遊びの入る隙間が減ってしまうのかも知れません。「笑顔がうれしかったから、手紙を贈ろう」「家庭菜園で野菜が採れた。友人に贈ろう」「両親の誕生日だ。これまで育ててくれた感謝の気持ちに花束を贈ろう」遊びをもったやり取りも経済を動かしていく大きな力ではないかと感じました。今回も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。ご質問、お問い合わせはお気軽にご連絡ください。https://subira.jp/

M&Aの結果生まれる新たな事業展開

2020.11.03

事業承継に伴うM&Aのご相談で多いのが、「自分の会社が本当に売れるの?」 という声です。その理由のほとんどが、「財務状況が良くない・・・」「この事業にはこの先がない・・・」「周りで会社を売ったという話を聞いたことがない・・・」というものです。しかし、売却される可能性は非常に大きくあります。なぜなら、買う側の求めるものはそれぞれ違うからです。例えば以下のような可能性を感じている企業があるかもしれません。「飲食店に対して」 ・ドライブスルー専門のお弁当屋として営業したい! ・レンタルキッチンを経営したい! ・コロナ明けに共同社員食堂を経営したい!「建設業(建築)に対して」 ・内装工事をまとめて請け負いたいと思っている不動産屋さん ・売却企業の信用を活かして、地方の入札に参加したい! ・採用コストをかけるよりは、企業の技術者をそのまま採用したい!「旅館に対して」 ・施設を利用して、学校を経営したい! ・施設を利用して、高齢者福祉施設を経営したい! ・日本のおもてなしを海外営業所の社員研修に活かしたい! いかがでしょうか。あながちあり得ない話ではないと思います。そして、実際にこのような理由からM&Aが成立することもあります。このように、M&Aを通じて企業が求めるものはそれぞれ違います。さらに、新たな事業展開が創造され、世界に新たな事業が生まれる可能性があります。だからこそ「本当に売れるの?」と動かないのはもったいないのです。思わぬ未来が広がる可能性がありますので、是非選択肢の一つに入れてみてはいかがでしょうか?

「廃業以外の手段を考える(早めのご相談を!)」

2020.04.28

スビラ 行政書士 社労士 社会保険労務士 承継 息子 家族経営 親子間 話し合い 補助金 助成金 相談 

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