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2026年03月

2026.03.30

SUBIRA新聞 令和8年4月号

 

2026.03.23

今朝の気づき、心のノートに #32 和菓子

2026323日 和菓子

 

福井への旅で気づいた、日本の和菓子文化が愛され続ける理由

皆様、こんにちは。 先日、仕事で福井県を訪れてきました。

福井といえば美味しいカニや越前おろしそばが有名ですが、今回私が改めて感動したのは、その豊かな和菓子文化です。

旅行の余韻に浸りながら、スタッフにお土産の「羊羹」や「餅菓子」を渡していた時のこと。ふと、「そういえば、あんことか羊羹って、物心ついた時からずっと変わらずにあるな」と不思議に思ったのです。

気になって調べてみると、日本は世界でも圧倒的にお菓子の種類が多い国なのだそうです。 なぜ、日本はこれほどお菓子大国になったのでしょうか?そこには、私たち日本人が大切にしてきた「4つの背景」がありました。


1. 豊かな「四季」とともに生まれるお菓子

日本には、美しい四季の移ろいがあります。 春は桜、夏は涼を呼ぶ水物、秋は栗や芋、冬は寒さをしのぐ温かいもの。

お菓子は単なる食べ物ではなく、季節の訪れを五感で楽しむためのツールとして、それぞれの時期に合わせた新しい味や見た目が生まれてきそうです。

2. 地域に根付く「お土産文化」

旅をすると、その土地ならではのお菓子を持って帰る。そんな「お土産文化」が日本には深く根付いています。

各地域が、その土地の歴史や特産品を活かした独自のお菓子を開発し続けてきた結果、日本全国に多様な銘菓が生まれることになったそうです。

3. 控えめな美徳「贈答文化」

日本には、贈り物を小分けにする文化があります。大きなものを一つドン!と渡すよりも、相手が少しずつ楽しめるように、また大勢で分けやすいように工夫されています。

その結果、小さくて繊細な、多種多様なお菓子が生まれていったそうです。

4. 「変化」を受け入れ、進化し続ける力

そして面白いのが、日本はもともと和菓子があるところに、西洋のお菓子もどんどん取り入れて共存させてきたという点です。

さらに最近では、コンビニスイーツが数週間単位で新商品を入れ替えるなど、今でもお菓子の種類はすごい勢いで増え続けています。


あんこと羊羹が、ずっと残っている本当の理由

このように、数え切れないほどのお菓子が生まれては消えていく中で、あんこや羊羹はずっと昔から私たちのそばにあり続けています。

「なぜなんだろう?」と改めて考えてみました。

正直なところ、あんこや羊羹は、今のトレンドスイーツに比べると派手さはありません。見た目も地味ですし、甘さも強烈というよりは、じんわりと心に染みるような優しい甘さです。

でも、その「静かで、控えめで、じんわり良いもの」こそが、私たち日本人の感覚に一番合っているのかなと感じました。

すごく刺激的なものではないけれど、気がつくとずっとそばにある。 忙しい日々に追われる中で、ふとお茶を淹れて一息つく。そんな日常のささやかな余白に、優しく寄り添ってくれる存在だからこそ、長く愛され続けているのかもしれません。

お菓子一つとっても、そこには長い歴史や、私たち自身の文化、感性が見えてくる。そう考えると、いつものおやつタイムも少し特別な時間に思えてきませんか?

 

今日も一日、皆様の心が「じんわり」と温まるような、穏やかな時間が流れますように。

春に向かって季節も変わっていきますので、お体には気をつけてお過ごしください。

※画像はAI生成イメージです🍵 

2026.03.16

今朝の気づき、心のノートに #31 心を整える

 2026316日 心を整える、永平寺の静寂と「不便」の豊かさ

 

先週の木曜日から金曜日にかけて、研修で福井県へ行ってきました。 全国から200名ほどの経営者が集まるという非常に熱気のある場でしたが、その帰りに少し足を伸ばして、曹洞宗の総本山である「永平寺」へ立ち寄りました。

道元禅師が開いたこのお寺は、深い山の中に凛と佇む、圧倒されるほど大きな空間です。

 

全てが「修行」という生き方

2時間ほどかけて境内を巡ったのですが、そこで将来お坊さんになる若い修行僧(雲水)の方々が、日々の修行に励む姿を間近に見ることができました。

永平寺の生活には、驚くほど細かな「決まり」があります。

  • 食事の作法や食器の扱い方
  • お風呂の入り方
  • 歩き方、そして眠り方

例えば食事一つとっても、必要な分だけを静かにいただき、食べ終わったらその場で食器をきれいに拭き上げて片付ける。 こうした徹底した生活を、彼らは1年間続けていくのだそうです。

 

「楽な方」へ流れる日常に、あえて緊張感を

その様子を眺めていて、ふと「なんとなく、いい時間だな」と感じている自分がいました。

私たちは普段、どうしても「楽な方」や「自分にとって心地よい方」を選びがちです。効率や便利さを追求する毎日の中で、永平寺のような、ある種の「厳しさ」や「緊張感」がある場所は、かえって新鮮に映りました。

あえて自分を少し厳しい環境に置き、一挙手一投足を丁寧に行う。 それは、外に向いている意識を自分自身の内側へと向け、見つめ直す貴重な機会になるのではないかと思います。

 

久しぶりに、座禅の時間を

思えば幼い頃、通っていた保育園に座禅の時間がありました。お坊さんに見守られながら、背筋を伸ばして座ったあの感覚を、何十年かぶりに思い出しました。

大人になった今だからこそ、あえてあのような「静かな時間」を持つことが必要なのかもしれません。

幸い、私の住む地域の近くにも座禅を体験できる場所があるようです。近いうちに、自分をリセットするために足を運んでみようと考えています。

皆さんも、日々の忙しさから少し離れて、あえて背筋を伸ばすような「緊張感のある時間」を作ってみてはいかがでしょうか?

きっと、新しい自分や、忘れていた大切な気づきに出会えるはずです。

 

2026.03.09

今朝の気づき、心のノートに #30 世界が認める日本の感性

202639日 世界が認める日本の感性。その価値を再発見する春に

 

皆さんは「世界一予約が取れない」と言われるレストラン、noma(ノーマ)をご存知でしょうか。デンマークのコペンハーゲンに本拠地を置くこの名店は、世界を席巻し続けてきたレストランです。実はかつて、彼らが海外進出の最初の地として選んだのは、ここ日本の東京でした。

「日本人の感性なら、その魅力をきっと理解してくれる」

――そんな想いから東京を選んだと聞いたことがあります。

 

同じように、Hermès(エルメス)も世界最大級の旗艦店を銀座に構えています。

これも、日本の職人気質や美意識を高く評価してのことだと言われています。

 

そして、私の大好きなブランド「ピエール・エルメ・パリ」。

創業者のピエール・エルメ氏は、2016年に世界最高のパティシエに選ばれ、「パティスリー界のピカソ」とも称される革命児です。特に有名なマカロンを、彼は「香りのキャンバス」と表現します。一口食べると、香りがどこまでも広がっていく――そんな体験を届けてくれるお菓子です。

その第一号店も、実は本場パリではなく、東京でした。

日本人の感性なら、この世界観をわかってくれると信じての決断だったのでしょう。

 

こうして見ると、世界の一流ブランドやトップシェフたちが、いかに日本人の感性や職人気質を高く評価しているかがわかります。

私たちはそれを「当たり前」だと思っているかもしれません。

でも、その当たり前の中に、世界から見ればとても価値あるものが詰まっているのではないでしょうか。

日々の小さなことでも、自分の感性に耳を澄ませること。そして、その感性を少しずつ磨いていくこと。そんな毎日を過ごせたら素敵ですね。

今週も、香り豊かな一週間にしていきましょう。

※画像はAI生成イメージです🌸

2026.03.02

【開催レポート】第1期後継者塾 #10『給料の哲学を磨く』

202632日 

【開催レポート】

1期後継者塾 第10回「給料の哲学を磨く」

 

こんにちは。 弊社では、次世代を担うリーダーや後継者の皆さまを対象とした「後継者塾」を開催しております。

先日、1期生の第10回研修を実施いたしました。

今回のテーマは、経営者にとって避けては通れない、そして最も深いテーマの一つである『給料』についてです。

 

■「給料」の意味を多角的に捉える

「給料」という言葉ひとつとっても、立場が変わればその意味合いは大きく変わります。

今回の研修では、以下の4つの視点から「給料」の本質を掘り下げました。

  • 社員さんにとって:自身の貢献の証であり、自己実現の糧
  • 会社にとって:未来への投資であり、共に歩む仲間への感謝の形
  • 家族にとって:生活を支える基盤であり、安心の源泉
  • 社会にとって:経済を回し、豊かさを循環させる原動力

「いくら払うか」という計算の前に、「なぜ払うのか」という根源的な問いに向き合う4時間となりました。

 

■納得感を生む「給料の設計図」

また、具体的な給与体系についても、業種や企業のフェーズに合わせた考え方をディスカッションしました。

  • 成果に応じた刺激的な給料
  • 生活の安心を第一に考えた安定的な給料
  • 能力や役割の向上を促す成長志向の給料

正解はありません。

だからこそ、「自社はどんな会社でありたいのか」「社長としてどんな哲学を持って社員と向き合うのか」という、経営者自身の覚悟と哲学を磨く時間となりました。


〇暖炉を囲む夜の語らい

研修の後は、場所を移して懇親会へ。 今回は三島の人気店「一石三鳥」さんに伺いました。

カウンターの奥で静かに燃える暖炉を囲み、男4人で膝を突き合わせて語り合う時間は、研修中とはまた違った特別なものになりました。 揺れる炎を見つめながら、昼間の学びを自身の経営にどう落とし込むか。本音で語り合う中で、後継者同士の絆もより一層深まったように感じます。


 

□【募集】第3期生(20264月開講)のご案内

現在、本塾では〈第3期生(20264月スタート)〉を募集しております。

社会保険労務士・行政書士としての専門知識に加え、経営の実践的な知恵を共に学ぶ場です。 「次世代のリーダーとして、確固たる哲学を築きたい」 「同じ悩みを持つ後継者の仲間と切磋琢磨したい」 そんな志を持つ皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

お問い合わせ・お申し込み・詳細については、弊社までお気軽にご連絡ください。

↓🍴三島の人気店「一石三鳥」さん 

 

受付時間 9:00 - 17:00
定休日:土・日曜日・祝日