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2026年05月

2026.05.25

今朝の気づき、心のノートに#40 本当に必要な“熱量”と“つながり”

2026525日  本当に必要な“熱量”と“つながり”

 

先日、ある方とお話しする機会がありました。

その方は、今まさに新しい取り組みを進められている最中。

「ここまでは決まっている、形はできている」という段階までは来ているものの、「その先、どうやってイノベーションを起こしていくか」を深く模索されていました。

お話を伺ううちに、私自身の中にもたくさんの想いが溢れてきまして……気がつけば、一方的に1時間ほど熱く語ってしまいました(笑)。

しかし、こうして熱弁を振るいながら、自分自身の中でも改めて強く確信したことがあります。

それは、「仕組み(構造)」だけでは、人は、そして組織は動かないということです。

業務の流れを作る、新しい制度を整える、ツールを導入する。

そういった“箱”や“仕組み”を作ることは、ある程度、計画的に進めることができます。

でも、その仕組みの中に、「これを絶対に良くしたい!」「この課題を解決したい!」という人の“熱量”や“エネルギー”が注ぎ込まれなければ、それはただの形骸化したルールで終わってしまいます。 前には進まないのです。

これからの時代は、整った仕組みを作るだけでなく、そこに「どうやって熱量を注入していくか」が、ビジネスや組織の成長を左右する大きな鍵になるのではないでしょうか。

また、よく耳にする「SDGs」ですが、その17番目の目標には「パートナーシップで目標を達成しよう」という項目があります。

これからの時代は、自社だけが勝ち残る、自社だけが成長するというフェーズではありません。

周囲の企業や、地域社会と手を取り合い、連携しながら全体をより良くしていく。そんな「循環」を作ることが、ますます求められていくのだと感じています。

 

私たち自身も、日々の業務の中で本当に多くの方々と連携させていただいています。

これからも、目の前のお一人おひとりとの「つながり」や「関係性」を何よりも大切にしながら、より良い社会の実現につながる仕事を泥臭く、そして情熱を持って継続していきたい。そう決意を新たにした一日でした。

皆さんの組織の「仕組み」には、いま、どんな熱量が注がれていますか?

本日も素晴らしい一日になりますように。

※画像はAI生成イメージです☆

 

2026.05.19

今朝の気づき、心のノートに#39 「違い」を企業の強みに変える時代へ

2026519日 「違い」を企業の強みに変える時代へ

 

みなさん、おはようございます。

最近、ビジネスの世界では「AIの進化」と「障害者雇用の法定雇用率引き上げ」という2つの大きな波が同時に押し寄せています。一見、まったく異なる変化に見えるこの2つですが、実は「これからの時代、人の価値をどう定義するか」という、同じ一つの本質的なテーマにつながっています。

 

「うちはまだ関係ない」が通用しない時代へ

現在、民間企業の法定雇用率は2.5%ですが、これは段階的に引き上げが予定されています。

対象となる企業の規模は「従業員37.5人以上」へと広がっており、これは多くの中小企業が当事者になることを意味しています。

しかし、これは決して「法律だから仕方なく対応する」というネガティブな話ではありません。

これまでの障害者雇用は、戦前の「保護」の時代から、戦後の「働く機会の提供」、そして「ノーマライゼーション(対等に生きる社会)」へと形を変えてきました。

そして今、私たちはその先の「違いを活かすD&I(ダイバーシティ&インクルージョン)」という、まったく新しいフェーズに立っています。

 

 弱みではなく、多数派が気づけない「最高の視点」

「障害者ならではの視点」が、これからの企業価値になっていきます。

●オフィスの通路の通りづらさ

●自社サービスの使いづらさ

●マニュアルや説明のわかりにくさ

これらは、いわゆる多数派(マジョリティ)の視点だけでは、どうしても見落としてしまう「違和感」です。

かつては「できない部分」に目が向けられがちだった障害者雇用ですが、今は「自分たちにはない、貴重な視点を持っている人」として価値化される時代です。この違和感に気づく力こそが、サービスの改善や、新しいビジネスのヒントを生み出す原動力になります。

 

 AIの進化が教えてくれる「人間にしかできないこと」

ここで、もう一つの波である「AI」の話が重なってきます。

現在、これまで「知識量」や「情報の整理能力」が強みとされていた仕事の多くは、AIによって代替され始めています。経営コンサルタントが驚くような分析や提案のすら、AIは一瞬で、しかも高いレベルで出力してしまいます。

では、「人間にしかできないこと」とは何でしょうか? それは、効率やデータを超えた先にある、次のような泥臭くも温かい要素です。

●その人ならではの固有の感覚

●リアルな実体験からくる視点

●相手への細やかな配慮や、空気を読む力

●「ここ、何か困ってませんか?」と気づける感性

つまり、障害者雇用の本質とは、単に「配慮をして席を用意すること」ではなく、「AIには真似できない多様な感性を組織に取り込み、企業の生き残り力を高めること」に他ならないのです。

 

 働けなかった人が、社会を動かす主役になる

現代には、リモートワークや短時間勤務、そして障害を補助するAIITツールなど、一昔前にはなかった強力な武器があります。これらによって、「働きたくても働けなかった人」が力を発揮できる環境が、急速に整いつつあります。

特別なことではなく、ごく当たり前の多様性が、すぐ目の前の組織の中にやってくるのです。

 

変化を恐れるのではなく、新しい視点を取り入れるチャンスとして、一緒に未来の働き方を作っていきましょう!

※画像はAI生成イメージです🤖

2026.05.12

今朝の気づき、心のノートに#38 思い込みという「色眼鏡」

 2026512日 思い込みという「色眼鏡」

 

先日、熱海でイベントに参加してきました。

帰り際、会場から荷物を運ぼうと大きめの箱を持ち上げた瞬間

――「ビリッ」と嫌な音が響きました。

確認すると、スーツが見事に破れています。

その瞬間、正直なところ「怒り」が湧いてきました。なぜなら、そのスーツは事前にサイズを登録してネットで注文した、自分に合うはずのオーダースーツだったからです。 「設計が甘いんじゃないか?」「サイズ設定が間違っているに違いない」 私は無意識に、原因を「外(メーカー)」に決めつけていました。

 しかし、帰宅して何気なく体重計に乗ってみると、現実は非情でした。 体重が3キロ増えていたのです。 スーツが悪かったのではありません。変わっていたのは、自分の方でした。

この「もっともらしい理屈に囚われて、真実を見誤る」という現象は、人類の歴史の中でも繰り返されてきました。 象徴的なのが、アリストテレスとガリレオ・ガリレイのエピソードです。

2000年続いた「もっともらしい」間違い

古代ギリシャの哲学者アリストテレスは、「重いものほど速く落ち、軽いものはゆっくり落ちる」と説きました。この考えは2000年もの間、疑う余地のない真実として信じられてきました。人々は重いものが勢いよく落ちる様を見るたびに、アリストテレスが正しいという思い込みを補強し続けたのです。

ガリレオが証明した「前提を疑う」勇気

そこに一石を投じたのがガリレオ・ガリレイでした。彼は、空気抵抗という外部要因を排除すれば、「物の重さに関係なく、落下速度は一定である」という仮説を立てました。 有名なピサの斜塔の実験において、彼は重さの違う2つの球を同時に落とし、それらが同時に地面に届くことを示しました。2000年続いた「常識」が、たった一度の「事実の確認」によって覆された瞬間です。

違和感の正体を探る

私は「メーカーのミスだ」と思い込み、人類はアリストテレスの説が正しいと思い込んでいた。

私は自分の体形の変化を疑いもせず、人類はアリストテレスを疑いもしなかった。

私は自分の体重増加を知ったとき、自然と燃え上がっていた不満がすっと消えました。

きっと、ガリレオガリレイも「あれ、実験してみたら、アリストテレス、違うけど」

と常識が簡単にひっくり返る不思議な感覚になってのではないかと想像します。

 

思い込みは、それがもっともらしいほど、私たちの思考を支配します。だからこそ、何かに怒りや違和感を感じたときは、ガリレオのように「前提を一度疑ってみる」ことが必要なのかもしれません。

スーツは破れてしまいましたが、3キロの重みと共に得たこの気づきは、どんなオーダーメイドの服よりも今の自分にフィットしている気がします。

※画像はAI生成イメージです💡

2026.05.07

今朝の気づき、心のノートに #37 言葉に暮らす

 202657日 言葉に暮らす、言葉を彩る

 

「良い文章に触れる、良い言葉に触れる」

これは、私が今年大切にしているテーマのひとつです。

最近、ある方とのLINEのやり取りの中で、ふと心に留まったことがありました。

その方は、どんなに真面目な事務連絡であっても、文末に必ず「〇〇(かわいらしい言葉)」を添えてくださるのです。

最初は少し不思議に感じていたのですが、何度もその言葉に触れるうちに、ふと「言葉の持つ力」について考えさせられました。

 

言葉は、その人を作る

以前読んだ本に、こんな一節がありました。

「人はその土地の言葉を使い、その風土の中で生きることで、その土地の人らしくなっていく」

これは物理的な土地に限った話ではないのかもしれません。

私たちが日々、自分の中からどんな言葉を選び、どんな言葉を日常に置いておくか。その「言葉の選択」の積み重ねが、自分自身の雰囲気や在り方、心を形づくっていくのかもしれません。

 

漱石の手紙が教えてくれること

最近は、あえて今の時代とは異なる「昔の文章」にも触れるようにしています。

例えば、夏目漱石。彼は生涯で膨大な数の手紙を残したと言われていますが、その書簡を紐解くと、そこには言葉の美しさはもちろん、当時の人々の悩みや、泥臭くも懸命な生き方が鮮やかに立ち上がってきます。

一通の手紙に込められた密度。 それに触れるたび、つい言葉を省略したり、効率を優先して軽く済ませてしまいがちな自分の輪郭が、少しだけ正されるような感覚があります。

 

丁寧に、きれいな言葉を選ぶ

「どんな言葉を選ぶか」という意識は、自分という人間をどう丁寧に扱っていくか、という問いに近いのかもしれません。

忙しい毎日の中では、すべての言葉を完璧に整えるのは難しいものです。けれど、ほんの少しだけ丁寧に、きれいな言葉を選んでみる。そんな小さな心がけが、自分自身の暮らしをより豊かなものに変えてくれると信じています。

 

今週も暑い日が続きそうですが、手元にある言葉を大切に。

心地よい風土を自分の中に育てながら、良い1日にしていきましょう。

※AI生成イメージです↓

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