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2026年08月
2026.08.24
【研修】環境が人をつくる
2026年8月24日 『環境が人をつくる』
熱海で研修講師を務めました!
先日、熱海で行われた研修に、講師として参加してきました。
今回の研修は、個人事業主の方々が集まり、2泊3日で行われるもの。
私はその最終日の午後に行われるワークに向けて、午前中に「身体を解放し、自分を表現する」ためのワークを担当しました。
普段はなかなか意識することのない身体の動きや表情、声などを使いながら、思い切って表現してみる。 少しずつ身体を動かしていく中で、参加者の皆さんの表情もどんどん柔らかくなっていきました。
ワークの中で、私は「日本人のコミュニケーションの特徴」についてもお話ししました。
日本人は、思ったことをそのままダイレクトに伝えるのではなく、相手の様子を見ながら少し抑えて表現したり、言葉にしない部分(行間)を大切にしたりする傾向があります。
参加者の皆さんからも「分かる、分かる」といった、共感の反応がありました。
ところが、ワークの途中で皆さんに感想を伺ってみると、意外な事実が分かりました。
なんと、参加者の多くが中国出身の方で、日本に20年以上暮らしている方々だったのです。
日本に来た当初は、中国と日本のコミュニケーションや文化の違いに、戸惑いを感じることもあったとか。
しかし、20年近く日本で生活する中で、日本語を使い、日本の風土の中で暮らしているうちに、いつの間にか日本人らしい振る舞いや表情、相手への気遣いが自然と身についていたそうです。
「最初は違和感があったけれど、気がついたらこうなっていた」
このお話が、印象に残りました。
人は、意識して学んだことだけで変わっていくのではなく、どんな環境に身を置き、どんな人たちに囲まれて、どんな風土の中で暮らすかによっても、少しずつ形づくられていきます。
今回の研修を通して、改めてそんな「環境の力」を感じました。
私たちも普段、この土地の風土や環境の中で仕事をしています。
以前お話しした虎屋も、この土地の風土を気に入り、工場をこの地域に大きく構えたというお話がありました。
自分たちが日々過ごしている環境からは、思っている以上に多くの影響を受けているのかもしれません。
今回の研修で感じた「環境が人をつくる」ということを心に留めながら、私たち自身も、より良い在り方を大切にしながら日々の仕事に向き合っていきたいと思います。

2026.08.17
令和8年 研修を行いました!
2026年8月17日 リトリートを開催しました! ~「巣の中で素になる日」~
先日、伊豆にある「巣素」にて、社内リトリートを開催しました。
今回のテーマは【巣の中で素になる日】。
日々の業務から少し離れ、自分自身と向き合い、仲間とのつながりを深める一日となりました。
午前は、リセットチューニングの盛かおる先生をお招きし、ヨガの時間からスタート。
顔ヨガでは自然な笑顔を思い出し、身体のヨガでは無理にポーズをとるのではなく、一人ひとりの身体に寄り添いながら、ゆっくりと心と身体をゆるめていきました。
穏やかな空気の中にも芯のある、とても豊かな時間でした。
お昼は、熱海からお越しいただいた阿古賢太郎さんにご用意いただいたお弁当をいただき、午後はいよいよ研修へ。
「巣の中で素になる日」をテーマに、過去・現在・未来を見つめ直し、それぞれの想いや在り方、これから目指したい未来について語り合いました。
そして、今期SUBIRAの目標である「美しさ」について、一人ひとりが考えを深め、全員で共有する時間となりました。
研修の合間に、自分自身と向き合う時間も設けました。
お気に入りの場所で景色を眺めたり、本を読んだり、静かに考えごとをしたり…。
それぞれが思い思いの時間を過ごし、心穏やかなひとときとなりました。
夕食は、阿古さんがキッチンで心のこもったコース料理を振る舞ってくださいました。
美味しい料理を囲みながら、自然と会話も弾み、心も身体も満たされる一日の締めくくりとなりました。
今回のリトリート開催にあたり、終日休業とさせていただきました。
お客様にはご不便やご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした。
一日、仕事から離れて心と身体を整え、仲間と想いを共有できたことで、また新たな気持ちで仕事に向き合うことができそうです。
この時間で得た気づきや学びを、これからの仕事に活かし、より良いサービスとして皆さまにお届けしてまいります。
ご理解とご協力をいただき、ありがとうございました。
~Special Thanks~
伊豆SUSU https://susu-worcation.com/#concept
ケータリング(阿古賢太郎) https://www.sakuraharukaze.com
リセットチューニング(盛かおる)https://k-yogini.com/lp/
順不同
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2026.08.04
今朝の気づき、心のノートに#47 スリランカと日本の深き絆
2026年8月4日 スリランカと日本の深き絆――自然、言葉、そして歴史から学ぶこと
皆さん、こんにちは。
南アジアの島国スリランカ。一見すると日本とは遠く離れた国に思えますが、実は建築、言語(脳の仕組み)、そして日本の戦後歴史において、驚くほど共通点や深い繋がりがあることをご存じでしょうか?
今回は、「知られざる日本とスリランカの絆」についてお話しさせていただきます。
1. 自然と調和する建築術:ジェフリー・バワの美学
スリランカが生んだ世界的な建築家ジェフリー・バワをご存じでしょうか。
彼はもともと弁護士として活躍していましたが、30代後半で建築の道へと転身した異色の経歴を持ちます。彼の建てる建築最大の特徴は、「自然を壊さず、いかに建築物を風景になじませるか」という点です。
例えば、ジャングルの中に建てられた有名なホテル。熱帯の森の中でありながら、滞在中に虫の鬱陶しさを感じることがほとんどないと言います。
その秘密は「風の計算」にあるようです。
山から吹き抜ける自然の風の流れを遮らない設計にすることで、常に心地よいそよ風が館内を通り抜けます。風に弱い虫たちは留まることができず、エアコンに頼りすぎない快適な空間が自然と作られている。
人工物を威圧的に建てるのではなく、自然の循環に寄り添う――。この感性は、どこか日本の伝統的な「借景」や「草木国土悉皆成仏(自然すべてに命や心が宿る)」という美意識に通じるものがあります。
2. 「虫の声」を聞き分ける脳と、母音言語の情緒
「虫の鳴き声」を情緒的な“声”として楽しむ文化は、世界的に見ても珍しいと言われています。
多くの言語圏では、セミやコオロギの声を右脳で「雑音(ノイズ)」として処理するのに対し、日本語を使う私たちは左脳で「言語・声」として聴いています。ツクツクボウシやミンミンセミの鳴き声を自然と聞き分けられるのも、世界で当たり前ではないそうです。
そして、スリランカの主要言語である「シンハラ語」もまた、母音を多用する特徴を持ち、現地の人々も自然の音や虫の声に心を傾ける感性を育んできたとされています。
風の音や虫の音の中に表情を見出し、情緒を育む――。両国には、言葉の根底にある「世界の見つめ方」にも深い共通点が存在しているのかもしれません。
3. 日本の独立を守った歴史的演説と「右目の献眼」
そして最も忘れてはならないのが、終戦後の歴史です。
第二次世界大戦後、サンフランシスコ講和会議において、当初日本は連合国(アメリカ・ロシア・中国・イギリスなど)による「分割統治案」が有力視されていました。
その窮地において、日本の未来を救う歴史的スピーチを行ったのが、スリランカ(当時セイロン)代表のジャヤワルダナ元大統領でした。
自国も戦争被害を受け、日本に対して賠償金を請求できる立場にありながら、彼はこう宣言したのです。
「憎悪は憎悪によって止むことはなく、ただ愛によってのみ止む」
(ブッダの言葉『法句経』より)
スリランカは一切の賠償請求を放棄し、「アジア全体の未来のために、日本を自由で独立した国として復帰させるべきだ」と強く訴えました。この演説が会場の空気を一変させ、日本が分裂することなく今日の平和と独立を保つ大きな決定打となったのです。
さらに感動的なのは、親日家であったジャヤワルダナ氏が亡くなった際の遺言です。
彼の角膜は、遺言通り「左目はスリランカの人へ、右目は日本の人々へ」と捧げられ、実際に日本の静岡県の方へと移植されました。死してなお、片方の目を通し日本の未来を見守り続けてくれたのです。
おわりに
今、スリランカは経済的に様々な困難に直面していますが、インド洋の要衝であり、豊かな精神性を持つこの国は、これからアジアの中心として再び大きく発展していく可能性を秘めています。
過去に私たちが受け取った大きな恩義と、文化・感性の深い共通点。
それらを知ることは、私たちがこれからのグローバル社会でどのようなパートナーシップを築いていくべきかを考える、大切なきっかけになります。
まだまだ暑い日が続きますが、先人たちの温かい志に思いを馳せつつ、私たちも日々の仕事に誠心誠意取り組んでいきましょう!

ジャングルと風がそのまま通り抜ける、ジェフリー・バワ設計の建築. 出典: remodelista.com
※↓生成AIによるイメージです

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